ことばと写真とフィールドノート

世界中の建築・都市・芸術を、言葉と写真とスケッチでメモする旅。

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最近の記事

ブラジリアの色彩

12月。 南半球の真夏。 ブラジリアの日差しは強い。 巨大なボリュームの建物が、広大な隣棟間隔をもって建つブラジリアの中心部を歩くと、空の大きさを否応無しに感じる。 太陽が生々しく、目に、身に、迫ってくる。 * ブラジリアの都市計画は、飛行機(あるいは鳥)のようなプランが特徴で、胴体部分には主要省庁が並ぶ地域が、 翼部分には市民の居住地域が、明快にゾーニングされている。 「ドン・ボスコ教会」は、いわゆる”翼”に位置している。このあたりでは中心部のような非人間的な