質問の基礎の基礎
質問の質を上げる為に必要不可欠
あなたが知りたい情報を適切に引き出したり、
会話をコントロールしたり、
印象までも操作できる質問の仕方。
質問基礎編
質問を始める前にチェックする3項目
1.質問の目的は何か?
2.質問に適したタイミングはいつか?
3.その質問の仕方は最適か?
常にこの3つをチェックしてください。
この3つがズレていると質問は効果を為しません。
では、それぞれ解説していきます。
1.質問の目的は?
①情報を得る。
→あなたは本を読みますか?
②人に好かれる。
→あなたはどんな本が好きですか?→共感
③人をその気にさせる。
→1年後にどんな自分になりたいですか?→そのためにはどんな知識が必要でしょうか?→その知識を得るためには何系の本を読むべきでしょうか?→ではこの本を読んでみてください。
(why→how→what→now)
このように3つあります。
ラポールでは②
リサーチでは①
深掘り、興味付けでは③が適しているでしょう。
ただし、これは
場面によって使い分けてください。
2.質問に適したタイミングはいつか?
よく、いきなり将来どうしたいの?
と聞く人がいます。
そのタイミングで聞いても
引き出したい答えは絶対出てきません。
もし、ニーズを引き出したいなら
欲を煽ってから質問すべきです。
お腹いっぱいの時に何食べたいか?
を聞かれても
何も。と答えるに決まっています。
お腹が空いてる時なら
何食べたいか?と
聞いたらあれこれ出てきます。
質問はあくまで考えさせるためにある行為です。
考えは感情から生まれます。
感情を作ってから
適切なタイミングで質問してください。
例:旅行が超楽しい
将来はどうしたいか?→時間がある仕事がしたい
3.その質問の仕方は適切か?
どうなりたいの?と聞く人がいます。
これでは抽象度が高すぎて
なんと答えるのが正解か分かりません。
大前提に、人は恥をかきたくありません。
見当違いの答えを言うのを嫌います。
抽象度が高すぎる質問は
正解か不正解か分からない答えばかりなので
答えにくいです。
この質問のテンポが悪いと
話が全然進みません。
質問の抽象度は最適か?
を考えてみてください。
例えば、
将来どうなりたいか?を聞く時は
どんな父親(母親)になりたいか?
と聞きます。
そうすれば憧れの大人像が出てきます。
もしくは生まれ変わったら
どんな自分になりたいか?と聞きます。
そうすれば、その人が今感じている
コンプレックスの逆が出てきます。
このように質問の仕方を変えて
適切に質問してください。
質問は深え。
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