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制約条件を考えない人達、100点満点の企画を求める人達

皆にとって100点満点の企画は存在しない。どこかに目をつぶる部分は必要。それは予算か人員か目標数値か、つまり「戦略」って事ね。

企画のトレードオフの部分を指摘する人は多い。この指摘は簡単だから。

例えば中華料理コースの話し。
3,000円の中華料理コースにはフカヒレも北京ダックもない。
「フカヒレも北京ダック」も無いじゃないか!って指摘して、「フカヒレも北京ダック」もある10,000円のコースにしたら「高いじゃないか!」って話し。どちらの指摘も正しい。問題は「前提条件・制約条件」を最初に確認していないって事。

こんな誰にでもわかる話が何故か?できない「企画会議」が多い気がする。まぁ、これは企画会議ではなく只の雑談だけどね。

そもそも「企画」を考える時は「前提条件・制約条件」を整理・理解して進めないといけない。「前提条件・制約条件」を理解した上で、「仮にこの条件を外したらどうだろう?」って話しが大事。

「前提条件・制約条件」ってのは、予算、人、期間、規制、ポリシー、など実に沢山ある。

「前提条件・制約条件」を考えずに「企画」を考えよう!ってのは結局何も決まらないからやめた方がいい。

時間の無駄です。

「前提条件・制約条件」の上で100点満点の企画を目指そう。

アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。