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戦略は経営資源をどこかに寄せること。だから「戦略」は実行したら、どこかに弱い部分ができるよね?という話

2年前に書いたnoteを修正・加筆して再投稿。

正しい戦略は、正しく弱点をもつ
「戦略」とは、ヒト・モノ・カネという経営資源を、いつ、どこに、どれだけ集中投下するか?ということ。

別の言葉を使えば「片寄せ」

保有している経営資源をどこかに片寄せするわけだから、「新たに弱くなってしまう部分」が発生する。つまり、「戦略」がちゃんと「戦略」になっているのを確認する方法は、どこが弱くなるのか?を確認すればいい。

確認のポイント
「外資系コンサルタントの企画力」の著者、金巻龍一さんは以下を「問う」

「今回、我々はよい戦略ができた」と言われたときの返しとして、
「この戦略を実行することによって御社はどこが弱くなるのですか?」

「弱くなる」ところはない。と答えた場合はおそらく以下の2つのどちらかの状態だろう。

圧倒的な企業、圧倒的な資金やリソースの追加投入
または「戦略」でなく、それは「改善」

「戦略」をしっかり考えよう
弱点をごまかすために、「改善」ではなく、しっかりと「戦略」を考えていきたい。それがプランニングを職業としている私の仕事。

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Photo by Artem Maltsev on Unsplash


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