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組織を超えたリーダーシップ。その22『リーダーシップは自分起点か、関係性起点か』

リーダーシップと聞いて、あなたはどちらを想像するのか?

「自分」起点か、「関係性」起点か

これまでのリーダーシップ研究はほとんどが、リーダーの「個性」に焦点を当ててきた。このスタンスは、大きな心理的バイアスだったようにも思う。なぜなら、個性を前提とすれば、リーダーシップとは「個人が有する特性」となる。つまり、「他人に対して働きかけるための何か」になるのだ。

つまり従来のリーダーやリーダーシップの話の多くは、「個」に焦点を当てている、「個」が前提、その先は「他人に対して働きかけるための何か」という話になる。一例だけど「優秀なリーダーになるためのチェックリスト」を作り、それでリーダーシップを育てようとする。


われわれはそうではなく、「他人とともに物事を成し遂げるための何か」と捉え直すべきだと考えている。つまり、リーダーシップを語る場合、「周囲の人々との関係性(リーダーと、リーダーが率いる皆との関わり)」をその前提に据えるべきなのだ。


プロジェクトワークにはリーダーは必要。役割としてのリーダーではなくリーダーシップが重要。でもリーダーシップを語る場合、関係性について語る人は確かに少ない印象がある。

リーダーシップを語る場合、「周囲の人々との関係性(リーダーと、リーダーが率いる皆との関わり)」をその前提に据えるべきなのだ。

ここは私も徹底的に意識しておきたいことである。


組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン

不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。

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Photo by Drew Graham on Unsplash


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