夢日記 No.7
私と同学年の子らは全員死んだ。
修学旅行で我々の泊まる宿だけを直撃した津波に全員まとめて飲み込まれたのだ。
死亡者は私を除く修学旅行の参加者全員。
そんな中私だけが、母の懸命な蘇生によって生き返った。
そうか、だからfacebookのあの子の投稿は3年前で止まったままだったのか。
あれ、でも最近あの子を見た気がするのは気のせいだろうか。
そもそも、それだけの大事件ならばどこかに記事が出ているはず。
しかし、探しても探しても出てこない。
それもそのはず。これは母が私に恩を着せるためにでっち上げた話だったのだ!!
私は静かにキレた。
学校のてっぺんのあのモニュメントに通ずる道を探して必死に走っている。私はあのモニュメントを撤去しなければならない。
しかし、走れど走れど見つからない。
誰かに聞こうにも、それについて話そうとすると声が出なくなってしまう。
息が苦しくて、息ができなくて、それでも走る、走る、走る、、、
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