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PAPを行為者の信念に関するテーゼに変えて「フランクファート型事例」に対処する

※この記事は注(※)にWriteningを利用しています。 『そうしないことはありえたか?:自由論入門』(高崎将平)を読みながら、タイトルのようなことを考えた。結論をいうと、この試みは失敗した(と思われる)のだが、せっかくなので書いてみる。 PAPとは何か?『そうしないことはありえたか?:自由論入門』(以下、『入門』と表記)に、「フランクファート型事例」という思考実験の話が出てきた。これは「PAP」という「責任」概念の捉え方に対する反例として、ハリー・フランクファート(1

    PAPを行為者の信念に関するテーゼに変えて「フランクファート型事例」に対処する