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私には

今夜は眠る気がなかった

ヒコロヒーとシソンヌ長谷川さんが
ステーキ屋さんで食べつつ喋っている
YouTubeを観ていた

最近私の中でヒコロヒーさんがキてる

きっかけはヒコロヒーさんが執筆した
「黙って喋って」という短編小説集だ

ビックリした良すぎて
そしてリアルすぎて

こんなに分かりやすくて短い文章の中で
言語化しにくい雰囲気、些細な感情、温度感までも伝わってくる

あとがきに「この本に共感した人は良い恋愛しとらんやろ?シャキっと生きんかい」的なツッコミなのか、本音なのか…芸人らしい終わり方やった
そしてゾッとした「私、めっちゃ共感できてしまった、当てはまるやん…」と

家にはTVがないので
YouTubeやネットのインタビュー記事
ラジオで彼女をチェックしている

正直「やさぐれ×酒とタバコすごい人」の
イメージしかなかった
でも、ラジオで紹介する曲がオシャレ洋楽やったり、外国人ゲストへの英語理解スピードが通訳さんとほぼ変わらん感じやし、私生活でもコペンハーゲン旅行行ってるらしい
頭良くね?なんなら上品…?
さらにヒアルロン酸化粧品のアンバサダーもやってた(ヒアルロン酸クリーム良さげやったな、値段も高すぎず、気になる)

「わしみたいなもんが…」という謙遜のおかげで攻撃をある程度かわし、文化人というか、芸人という枠を超えて良いとこ掴んでるなと思った
実力があってこそやけど

話変わるけど、私の持論だと
西に行けば行くほど謙遜=防御する姿勢が
良くも悪くも身につく
首都圏では学歴や住んでいる地域に
素直に憧れたりするけど
地方は却って「あの人頭いいor収入あるけど、実際はどれほどのもんかね?」と色眼鏡でみられる傾向がある気がする
ちなみにヒコロヒーは愛媛出身である

髪洗いキャンセル界隈加入レベルでズボラやし、興味あることもニッチな割に深く浅くやし、服・音楽・美術といった美しいことも好きやけど他人事になってしまって
仕事も対処は覚えたけどら内容は5年目に入った今も興味持てん
部屋にグランドピアノあるわりに調律ほったらかしで仕事の前しか弾かんなぁ

全部中途半端で雑や
欲しいものを望んで良いわけない
ていうか何が欲しいんやっけ
という状況やった

やけど、本音を言わしてもらうと
普通に綺麗になりたいし
彼氏欲しいし
好きなだけ寝ていたいし
働かずして金稼ぎたい
働かないかんのなら、やりたいことで
高収入を得たい
なんなら結婚して子供欲しい
(相手見つけろ…)

悪口やったらねぇ
人との距離の取り方、馴れ馴れしい新人に
まんまと踊らされてる上司やだ
でも上司を褒めて持ち上げることが気持ち悪い自分も、潔癖なんよ、うまくやれよ

とことん怠惰で回り道が嫌で
最短で安全な道を歩きたいくせに
物事へのフットワーク超絶腰重いし
分不相応と笑われることが怖い

でも、思うことは自由やろ?

とりあえず、誰かうちと一緒に、幡ヶ谷の「ステーキてっぺい」食べ行かん?

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