「パパと久しぶりにご飯食べられるね！！」

保育園からの帰り道、息子が突然こんなことを言いだした。
「パパ！久しぶりに一緒にご飯食べられるね！」
最初聞いたときは、「ん？昨日も一昨日も一緒に食べてたけど、どうしたんだろう」と不思議に思いつつ
「そうだね！今日も一緒にご飯食べられるね！」と答えた。
そのあとも、ものすごくニコニコしながら
「パパと一緒に食べられてぼく嬉しい！」
「パパとごはん、おいしいよ！」
と、色々なバリエーションで一緒にご飯を食べることの喜びを伝えてくれた。

今日はずっと不思議に思っていたけれど、よくよく考えてみると、一週間と少し前までわたしはひと月近く入院していて、ずっとビデオ通話しながら話をしている状態だった。上の子供達は帰ってきた日にとても喜んで、お互いに頑張ったね！とねぎらいあったのだけど、一番下の息子は少し混乱していて、びっくりしたり泣きじゃくったりしていたことを思い出した。

きっと、息子なりに一週間の生活を過ごす中で色々考えて、頭の中を整理して、やっとパパが帰ってきたことを受け入れられるようになったのかなと思った。それで、一週間以上たった今やっと、「パパと一緒にご飯を食べられて嬉しい」という言葉が出てきたんだろうなと。ひと月以上の入院生活で、どうしても負担をかけてしまったところがあるから、これまで以上にしっかり愛情を注いでいってあげないといけないな、と思った出来事だった。