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心の鎧

周りはいつもアウェーだった
どうしていつも私は大丈夫だと思われるの?

人にはそれぞれの肩書があって、社員、派遣、男性、女性
少なくともその中で会社というコミュニティは成り立っている。

男性が多い会社の10年ぶりの女性社員
ちやほやされるのではなく、あくまでも触れちゃいけないもの
それこそ男と同じように扱えみたいな方針だった。

更衣室も使えはしないけどトイレを用意してもらったり
重いものも持てないでしょって言われてはねられることはなかった。
(今思えば、そういうところはきちんと女性扱いしてほしかったけどなあ。。)

良くも悪くも社員だという理由で
忖度なんてしてもらえず、
後から入ってくる派遣さんが女の子扱いされているのを
うらやましく思えることなんて日常茶飯事

ちやほやされるのは年齢や性別じゃなくて
自分に何が足りなかったんだろう

それこそ出向をしたときに「若い女の子は失敗しても笑っていれば許される」なんて言われたけどそれも単なるうわさでしかなかった。
客先からは無視される、むちゃな要求をされる
こんなところでSOSを出したのに「あと半年」「今年度だけ」と
上司からずるずる延ばされた結果、鬱になった。

心理士さんとのカウンセリングで
「あなたは常に鎧を身にまとっている」
かっこ悪い部分を見せたくなくて
周りに本当のSOSを悟らせないようにしている。

うーん。。
心配されたかったのに、心配されないように一人戦って
自分の中の汚いところを見せないように必死に隠していた。
(見せない「収納」という観点からはよくできてたんだな笑)

この4月にはほかの部署に異動になる
そこでは少しでも自分の弱さを見せられるようになりたいな。。
少なくとも社内ニートになっても開き直れるくらいの心の持ちようを
あと残りのところで身につけたいな。

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