外食のメリハリの話
たまたまだが、我が家は
春:結婚記念日
夏:妻の誕生日
秋:夫の誕生日
の布陣になった。
そこに冬は無宗教だがクリスマスを入れて、3ヶ月に一度は少し頑張って攻めた外食をしましょうと結婚した頃に決めた。
それ以外の時は疲れた日や具合悪くなった日に、どうしても料理が出来ないのを助けて貰う感覚で安く済ます外食をしているが、外食は多くても月に3回までと決め、ラーメン屋やファミレス、ファストフードのテイクアウトなどで2人で1,500〜2,000円までと出来るだけ金額が高くならないようにしている。
3ヶ月に一度する攻めの外食の月は、他の細かい外食を最小限の1回だけに減らし、特別にお寿司や焼肉など日頃は中々手が出ない物を金額を気にせずに食べてストレス発散している。
たまにテレビで見たビュッフェとか鰻や天ぷらの時もあるが、毎日真面目に働いているし、たまには贅沢しても良いだろうの精神で食べている。
春は焼肉、冬はコース料理と何となく固定化しているが、夏と秋の各々の誕生日は好きな物を選択出来るので、いい歳した大人だが食い意地の張った私は誕生日は今でもテンション上がるイベントである。
今年の夏は焼肉を食べた。多分、去年の夏も、その前の夏も焼肉だった気がする。私は焼肉が好きだから、多分来年も焼肉を食べると思う。
金額を気にしないで食べると言っても、歳とともに食べられる量はどんどん減って来ていて、若い頃は15,000円くらいにかかってしまい翌日から貧しい食卓になっていたが、今となっては2人で10,000円食べる事がほぼ不可能になって来たので、最近は浮いた分は帰りにケーキなんて買って翌日食べるお楽しみが増えている。
私にしてはかなりの贅沢な日だが、こないだ食べたお寿司美味しかったねだとか、焼肉屋のスペシャルハラミが今までで一番美味かったなどと会話は盛り上がる。
夫婦だろうと何だろうと、共通の話題なんてそうそう増えない。だけど食べ物の話だったら何年経っても忘れないし、娯楽としてコスパは良いんでは無かろうか?と思っている。
景気が悪く、次回は平気かな?なんて心配にはなるし、贅沢すると言ってもお洒落にお金をかけないので毎回、同じ服装で行っている。だけど、出来る事ならどっちかが死ぬまで続けたいものである。
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