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「良」な景色の1

こんな景色をみると思わず「エモ!」と言いたくなる。
でもそれはあまり良くない。ような気がする。

エモーショナルなニュアンスを多く含んでいるくせに、なんの表現もしていない。どんな感情がそこから生まれたのか、あらわそうとすることを投げ出した言葉のように思えるから。
エモーションはインスタントに使って消費したくない。

でもエッモ!くらいの手軽さで使える言葉であって欲しい。我儘を言ってみる。

いや実は全部嘘だ。
なんかエモいって言葉に乗っかるのがなんか嫌なだけだ。ただただ逆張りしている。偉そうな高説垂れてるのはなんかいい感じの前振りが欲しかったから。

なので私は「良(読み:よ)!」と言ってみる。これは良。

良な景色はわりとその辺を歩いているとふと行き当たる。めっちゃ唐突に。景色が一瞬のものでなければ写真を撮れたりする。人や動物がいて「良」になる景色は撮れないこともままある。プロじゃないからしょうがない。写真撮るために歩いてないし。

みんなにも良な景色を見て欲しいのだが、普通に住宅街だとか街中、私有地の写真を軽率にインターネットアマゾン川に放流するのは良くない。この暗く恐ろしい川にはピラニアだかカンディルだかわけわからんやべえのが蠢いているんだ。

絵なら良いんじゃないかな。そうしよう。写真撮ってから時間がだいぶ経ってる場所の絵なら良かろうなのだ。さっき描こうと思い立って、今できたので見てほしい。

『良』な景色、記念すべき1作目。

階段全部に置いてあるメラコイデス、良

撮り溜めてただしまってある写真はたくさんあるので、気が向いた時にちまちま描いていきたい。

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