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カバラとタロットカード/吊るされた男

今回のスピカタブラメモは前回の仏陀から繋がる続きです。
ある方の考察から学んだ府に落ちたスピカタブラなメモです。

カバラとは、旧約聖書創世記(2章9節以降)にエデンの園の中央に植えられた木。命の木とも訳される。生命の樹の実を食べると、永遠の命を得るとされる。
ユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論を伴う神秘主義思想。

伝説では、アブラハムメルキゼデクから伝授された天界の秘密だとも、モーセ律法(トーラー)(なお、トーラーは律法以外の要素も含む)に記し切れなかった部分を口伝として後世に伝えたものだともいう。しかし、3世紀から6世紀頃に始まり、16世紀頃にほぼ現在の体系が完成したとされる。

カバラの絵を見ると根が上にあり、天から降りる木とされる。
日本では家の上の事を屋根という。そう上なのに「根」が付く。

そして司祭を意味する名前を持つ者の事を「天児屋根命」という。
とするとこの字から推測するに、カバラの法すなわちトーラを所有していた者となる。
破壊神であるシヴァ神もまた虎の腰巻を着けており、「虎の巻」これはトーラの巻物の事を表す。

「榊(さかき)」もまた→「逆木」で→「逆さの木」
神から授かる天啓を表している。

ここでタロットカードのハングドマン(吊るされた男)と繋がる。

「The Hanged Man」ハングドマン
これはサンスクリット語で「アドムカグルクシャーナ」と呼び
「逆木のポーズ」という意味になる
そう吊るされた男、そしてこれは実はオーディンを表している。

つまり、人間自体がカバラであり、逆木そのものであると考察できるのだ。

松果体は「種」
目は「芽」
鼻は芽吹いて咲く「花」
耳は「実」で「実実」
頬は稲穂の「穂」

そして奈良時代より以前は 身体のカラを「幹」と呼び
手足の事を「枝」と呼んでいたとか。
ここで私の一つの疑問は耳は実が二つでみみ
頬は穂が二つでほほ。
なのに目はどうして一つなのか。めめと呼ばないのは何故?
この流れなら昔はめめと呼んでいたはず…。

私自身が愛芽という名前ですのでやっぱり気になるところ。笑

陰と陽、二つあるもの。
種から撒かれたこの芽にも陰陽があるのだと思う
それが、善と悪なのかもしれない。

自分の中にも善と悪がある。皆自分の善の部分だけを見ているが
自分の中にある悪もしっかりと観なくちゃいけない。
そして悪を持っている自分を受け入れる事。
すると…第三の目が開くのかもしれませんね。。w

更にお話は続きます。

そうして繋がるのが「柱」という字
木(き)の主(あるじ)と書く人の事を一柱、二柱とも呼ぶ
大黒柱とはつまりカバラの木

アダム・カドモンは最初の原初の人間とされている
鍬を作りし者
エンキによって創られた鋤(すき)によって土から頭を出した人間を
ニンフルサグが完成させたと記されている
空海もまた逆さ杖を用いてたとされていてここでも不思議な繋がりがある。
アダム・カドモンはアダムの背中を表すと考えられていて
それはそのままオシリスの背骨つまりジェド柱に繋がっている
つまりジェド柱は大黒柱になる。
リンクを見てもらうとエジプトの壁画にはジェド柱を擬人化している。
これはもしや擬人化ではなくそのままを表現しているのかもしれません。

更にアダム・カドモンにはこんな言葉がある。
「あなたは私を後ろと前に形成した」これはカバラの奥義と言われている。
更にこの言葉に似ている日本の唄の詩がある。
「かごめ唄」の「後ろの正面」!

アダムは原初の超越者(人間)で前記を見ていくとシヴァと繋がる。
「逆さ」という事が人間にとってキーワード、テーマになる。

ここからはもっと深堀された内容になるので更に解らないとなると思うのですが凄い事に繋がります。

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