今の気持ち。退団発表から1週間。


はじめに

これを書こうと思ったのは、この初めてで、そしてきっと最後の経験を“今の気持ち”として残すことで、まるごと肯定し、この先の人生でも大切にしていきたいと覚悟が決まったからです。

これまで、やり場のない悲しさや辛さを表に出すことは、目にする人達の気分までネガティブに引っ張ってしまうかもしれないと考えていました。他愛もない話しも含め直接話して、聞いて、そしてスッキリ切替えた!と宣言しておきながら、湿っぽいこと言うのはちょっと申し訳ないなと思ってたのだけど。

綾さんのファンを公言しておきながら切り替え早いし意外と元気じゃん、その程度だったんだ?と思われるのも悔しいな、と思い至りました。
全てが綾さんだった。
それくらいに、助けられてきました。
今はただ、“なるようになる”のをただ受容していくのみだと思ってます。

決められたことを、どう変換していけるか。


考えて考えて、ネガティブになったり強気になったりを繰り返して、卒業……退団することを決めたであろう大好きな人の想いを、全力で応援しなければならないという現実を受け入れる事に、こんなに葛藤しなければならないとは思っていませんでした。

私にとって、ふと湧いてでた話ではない。
舞台でもそれ以外でも感じるところはあって。
どうして、だとか、いつ、だとかは言及しませんが。

まだ居て欲しい一心で書いてきた沢山の手紙が、言葉が、なんていうか…決めた人の心には届かなかったのかなぁと思ったり。
直接的な物言いでなくとも、出来ることは全てやった。。

だから、悲しさの次に感じたのは、負けたー!!っていう気持ちでした。

でも結局はあやなちゃんの人生だし。


もしかしたら、決めたあとにその言葉で決意を後押し出来たことがあったかもしれない、そう思うと悲しみを叫ぶより、走り出す綾さんに追いつくことの方が大切だと思えて、でも寂しくて。。
旅立ちへの寂しさも、背中を押す勇気も、どちらも真心からなんだなと今思います。
こんなにも自分の気持ちと人を想う気持ちとで葛藤することってあるんですね。

今大輪の華を咲かせ卒業しようとしている綾凰華さんを全力で応援することは、自分自身を肯定することでもあると思うんです。
だから
今はまだ御守りが必要なくらい怯えた心ときちんと向き合って、なるようにしかならない未来を、お祝いの言葉で大好きな人の背中を押せる未来に変えていきたいと思います。

大好きな綾さんへ。あと少し、勇気をください。

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