メンタルに関するオーダーメイド
多様性に溢れた時代になった。私自身も人とは少し違った人生を生きてきた。学生時代の三分の一は病院で過ごし、精神科で様々な事を学んだ。学校生活を楽しんだ経験はあまりない。しかし、その分病院で看護師さんや医師の先生に様々な事を教わった。
決して、入院をおすすめするわけではないが、私に関して言えば素晴らしい経験になった。六回程三年の中で入院をして、長い間一人で挫折を経験し、いい意味でも悪い意味でも経験値が上がった。
必要以上を求めない。
知らない事はやらない。
知っていても出来ない事がある事を認識する。
これは、私がとても大事にしている事である。すぐにパニックになりやすい私は、コレを重要な事として頭に入れる事で、不安要素を消す事に成功した。人生のシンプル化である。
精神安定。感情のコントロール、それには、シンプル化が重要であると分かった。六回目の入院で、結局たどり着いた感情コントロール法は、一人になる。深呼吸を落ち着くまでする。である。
単純な事であるが故に力があり、様々な場所で使える点が素晴らしい点だと思っている。
勿論、私はいままで様々な感情コントロールの為の術を教えてもらい学んできた。マインドフルネスをはじめ、様々なコントロール法を体験したが、結局呼吸がマインドフルネスの基本であり、それを洗練しなければいけないと深く実感した。
常にメンタルを整える事。ソレの重要性を感じた日々でもあった。特に発達障害を持つ人間にしてみれば、メンタルを整える事は、己を知るきっかけになると思っています。
私は、メンタルヘルスに関しては素人であるが故に深くは語れないが、患者としての経験はあり、実際に様々な事を専門家より教えて頂いた。
サポートが必要な人は多い。それは、今の時代発達障害の方だけでなく普通に生きている人もサポートが重要になっていると思う。特に若い私のような発達障害者は、ただでさえ時代に生きづらさを感じているのに、このコロナの時代でさらにきつい時代を生きる事を余儀なくされている。
これからのメンタルに対応するオーダーメイドの対応策を皆が考える必要がある。