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PPPD(持続性知覚性誘発めまい症)の原因について


みなさん、こんにちは。hosoです。本日はここ数年で急増している
PPPD(持続性知覚性誘発めまい症)についてお話したいと思います。

私も5年前にPPPDを発症し、1日中ふわふわしためまいと戦っていました。
このめまいは実際に体験しないとわからない辛さがあります。

この記事では、
「最近ふわふわめまいが治らない」、「私ってもしかしたらPPPDかも?」と思われる方に向けての記事になります。

1.PPPDの原因とは?

PPPD(持続性知覚性誘発めまい症)は、持続的なめまいやふらつきを特徴とする疾患です。その原因は中枢神経系の異常に関連しています。中枢神経系は脳や脊髄からなる重要な神経ネットワークであり、バランス感覚を制御しています。PPPDでは、中枢神経系の一部が過敏に反応し、平衡感覚に関連する症状が引き起こされます。

2.前庭神経の過敏性とPPPD

前庭神経は内耳にあり、身体のバランスを感知する役割を果たしています。PPPDの一因として、前庭神経の過敏性が関与していると考えられています。例えば、前庭神経が過敏に反応することで、日常的な身体の動きや頭の位置変化に対して異常なめまいやふらつきが生じることがあります。これは、 前庭神経が正常にバランスを維持できないためです。

具体例として、想像してみてください。あなたが高い場所から急速に下りてくるエレベーターに乗っているとします。通常、身体はその変化に順応してバランスを維持しますが、前庭神経の過敏性がある場合、その変化に過剰に反応してしまい、めまいやふらつきが生じることがあります。
この経験を積み重ねることで、自分のめまいへの恐怖心が高まり、過敏性を高めるきっかけになるのではないかと考えています。

3.PPPDのトリガー要因

PPPDの発症には、さまざまなトリガー要因が関与しています。

まず、頭部外傷や身体的な病気がPPPDの引き金となることがあります。頭部外傷や内部の疾患が中枢神経系に影響を及ぼすことで、平衡感覚に異常が生じ、PPPDの症状が現れることがあります。

また、長期的なストレスや不安もPPPDのトリガーとなる要因です。ストレスや不安は中枢神経系に影響を与え、身体のバランスを乱す可能性があります。

さらに、社会的・環境的要因もPPPDのトリガーとして考えられます。例えば、忙しい都市の生活や騒々しい環境に長時間さらされることで、中枢神経系が過負荷になり、PPPDの症状が現れることがあります。

その他のトリガー要因には、特定の身体的な活動や姿勢の変化も含まれます。例えば、首を急に動かす、特定の姿勢を長時間保つなどの動作がPPPDの発症を引き起こすことがあります。これは、中枢神経系が過剰に反応し、バランス感覚に異常な影響を与えるためです。
私は、デスクワークを始めてから、長時間座った姿勢での作業が続きました。この日常的な習慣が徐々にバランス感覚を崩していったのではないかと
思います。

まとめ

結論として、PPPDの原因は中枢神経系の異常とトリガー要因の相互作用によって引き起こされます。前庭神経の過敏性や頭部外傷、ストレスなどが中枢神経系に影響を与え、持続的なめまいやふらつきの症状を引き起こす可能性があります。これらの理解は、PPPDの治療や管理において重要な役割を果たします。医師の指導のもと、個々の症状やトリガー要因に応じたアプローチを取ることが大切です。

個人的な意見

私がPPPDを発症した原因として、慣れない環境での常にプレッシャーのかかる緊張状態や、仕事でのストレスが原因であったのではないかと考えています。この他にもまだまだ要因として考えられますが、発症原因を見極めることがPPPDを早く治すカギになってくるのではないかと考えています。

※注意
PPPDに関する情報は医学的な専門知識が含まれますので、正確な情報を提供するためには医学的な専門家のアドバイスを常に求めることが重要です。この記事は情報提供を目的とし、医療アドバイスの代替とはなりません。


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