見出し画像

友達の話

どうも
パーマをかけた後に会った友達と
「パーマかけた?」
のやりとりがなかったのがやけに心地良かった
八重樫です。

それはきっと気心の知れた友達だからで、
そんなこと以外の楽しい話題がすぐに出てきてしまうから、
「当たり前のこと」を話す必要がないんだなぁと感じました。

今日はそんな友達のお話。

Kと出会ったのは高校1年の時。
10年くらい前になります。

一緒に進学した中学の友達が紹介してくれた(その彼は紹介するなんて気の利いたことは出来ない人なので実際は紹介されてないけど)のがキッカケでした。

大学は違ったけれど、
何だかんだ(藤井隆)ずっと繋がりのある友達の1人。

Kは正直な人です。

嫌いなものは嫌いだし、ディスる。
とにかくディスる。
Kのディスり(イジり)は一級品で、極めて面白い。

『ディスる時は笑いを取る。
じゃなきゃ相手に失礼』

これがKのポリシーで、僕の好きな言葉です。


ディスりの帝王は、嫌いなものこそそうであれ、好きなものは本当に好き。

好きな人としか遊ばないし、好きなことしかしない。
だからこそ、Kの言葉には信頼を感じます

そんなKは仕事を辞め、もうすぐ留学に行きます。
1年という、短くも長い期間。

Kのやりたいこと、目指すものが見えてきたんだなと思えて、
この話を聞いた時はすごく嬉しかったのを憶えています。

周りはKの決断を「すごい」と言うそうです。
Kは「何がすごいのか分からない。誰にでも出来るじゃん」と言います。

僕の好きなドラマ『僕らは奇跡でできている』の中で、こんなセリフがあったのを思い出しました。

当たり前のことは
できてもすごくないんですか?

胸を打たれる言葉でした。

だからKにも、さも僕の言葉かのように
これを伝えてやりました。
多分感動したと思います。

好きなことに前向きで、
それが出来る環境に感謝して、
自分に正直なKからは、
学ぶことが多いです。

1年後、きっとまた面白い成長をして帰ってくるんだろうなぁと思うと、
寂しさよりも楽しみが大きい。

その時には

こっちはこうだったよ
そっちはどうだった?

「おかえり」の代わりにそんな会話が出来るよう、僕も成長していきたいと思います。

K、いってらっしゃい!

#友達 #パーマ #留学

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?