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ブランドストーリー

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ショップ「メルとモノサシ」掲載の、お取り扱いブランドのストーリー(インタビュー記事)をご紹介します。
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#SDGsへの向き合い方

伝統こそチャレンジを。地元の文化を敬い、土をいとおしむ気持ちが生んだ備前焼リサイクル「RI-CO」

STORY15:再生備前焼「RI-CO」 土から生まれた陶器は、土に還らない。 この事実は、意外と知られていないように感じます。天然の土からつくられているけれど、高温で焼成するため土中の有機物がなくなり、石のような物質になってしまうのです。 「RI-CO(リッコ)」の陶器は、岡山県備前市で800年の歴史を持つ伝統工芸・備前焼の産地から、さまざまな理由で廃棄された破片をリサイクルしたもの。土そのもの色味や、ざらっとした触感からは、備前焼さながらの風合いが感じられます。

デザインは制限があるほど面白い。不要な革から“誰かのため”を生み出す「tete」のがま口プロジェクト

STORY14:既存の革を継ぐ「tete」 思い入れはあるけれど、ほとんどつかわないまま、クローゼットに眠っている革製品。多くの人にとって、思い当たるものがあるのではないでしょうか。 バッグブランド「tete」のデザイナー・古田佐和子さんと始まったプロジェクトでは、みなさんから不要な革製品を譲り受け、革と革をつぎ合わせた「エシカルながま口」に生まれ変わらせます。 かつては新品の革をつかって個性的なバッグをつくってきた古田さんが、つかわれなくなった革を生まれ変わらせる「革

“意表をつく面白さ”が魅力。「ダブディビ・デザイン」は福祉でない立場から障がい者アートの価値を伝える

STORY13:障がい者アートのハンカチ「ダブディビ・デザイン」 あなたの暮らしに、お気に入りの“アート”はありますか? 「ダブディビ・デザイン」のハンカチは、思わずクスッと微笑んでしまうような面白いデザインがいっぱい。すべて、障がいのあるアーティストによって描かれたものです。 お値段を見て「ハンカチにしては高いよ」と感じるかもしれません。でも、日常を彩る “アート”と考えてみたらどうでしょう。独特な色彩や斬新なモチーフ、大胆な構図は、ハンカチとしてつかうだけでなく、お

“脱プラ”の流行にとらわれない。「N h e s .」の歯ブラシをつかうと、おのずと環境を想い始める

STORY12:自然に還る歯ブラシ「N h e s .」 最近は「脱プラスチック」という言葉を耳にすることが増え、多くのものが自然由来の素材でつくられるようになってきました。 毎日つかう歯ブラシもそのひとつ。竹製や木製のものを見かける機会が増えています。 「N h e s .(ナエス)」の歯ブラシは、完全にプラスチックフリー。本体となる柄には椅子の端材であるブナ材が、ブラシは食肉の副産物である動物の毛、柄の塗装にはエゴマ油……と、全てが土に還る素材でつくられ、環境配慮へ

“ダメなところ”がいい。「スゲーテキスタイル」の注染手ぬぐいは、布をつかい続ける楽しさを教えてくれる

STORY11:バンダナ柄の注染手ぬぐい「スゲーテキスタイル 」 日本の手ぬぐいと、アメリカのバンダナ。どちらも“古くからつかわれてきた生活布”であることに気付いていましたか? 「スゲーテキスタイル」の手ぬぐいは、いわばその2つの良さをかけあわせたもの。ヴィンテージバンダナのモチーフをアレンジしたテキスタイルを、日本の伝統的な染色技法「注染(ちゅうせん)」で染め上げています。 この手ぬぐいに触れると、つくり手である稲葉大祐さんの、素材やモチーフへのリスペクトが伝わってき

印刷業界から在庫紙が消える日をめざして。“ない”部分にこそ感じる「kamikatu舎」のノートの価値

STORY08:”ほぼ在庫紙100%”のノート「kamikatu舎」 つくり手のストーリーを通じてつかい手と“いとしさ”を共有するエシカルオンラインショップ「メルとモノサシ」に掲載中のブランドストーリーをnoteでもご紹介しています。ブランドさまへのインタビュー記事です。 印刷業界から在庫紙が消える日をめざして。“ない”部分にこそ感じる「kamikatu舎」のノートの価値西嶋輝さんのSTORY パソコンやタブレットなどが普及しても、日常のどこかできっとつかい続けていくで

素材も人材も時間も。「USE UNUSED」を心ゆくまでつかうことは、遊休資源を継続的にいかす。

STORY07:消費のパワーバランスを整える「USE UNUSED」 つくり手のストーリーを通じてつかい手と“いとしさ”を共有するエシカルオンラインショップ「メルとモノサシ」に掲載中のブランドストーリーをnoteでもご紹介しています。ブランドさまへのインタビュー記事です。 素材も人材も時間も。「USE UNUSED」を心ゆくまでつかうことは、遊休資源を継続的にいかす。 廣瀬友子さんのSTORY ものづくりにおける“資源”には、素材と人材、それに時間や場所などがあります。