見出し画像

#25 発達障害の息子と会話のキャッチボール(1往復)ができた

こんちには、melonpapaです。発達障害の4歳の息子との生活を通して感じたことや見聞きしたことを発信しています。

今回はただの日記になりますが、昨日息子と初めて会話のキャッチボールができたことについて書きます。

息子は発達障害(+知的障害)を抱えているため、コミュニケーションが苦手です。言葉を発することはできるようになってきましたが、「会話」はほとんどできませんでした。こちらが話していることは内容によっては理解できているようで、「お皿持ってきて」と言うとお皿を持ってこられることもあります。ただ、適切な言葉で返答することはほとんどできません。

そんな中、昨日少し遅い時間に帰宅した時のこと。妻と息子は食事を済ましていたので、息子に「今日の夕飯には何を食べたの?」と声をかけてみたところ、「カレーおいしかった!」と返ってきたのです。すごく自然に(いつもやりとりしているかのように)返ってきたので、こちらも「そうか、良かったね」と返したのですが、内心はびっくりした同時に、実に嬉しい瞬間でした。

会話って、分解してみるといくつかのステップがあることが分かります。相手から何か言われた後、
1. 言われた内容を理解する
2. 回答をつくる(頭の中で)
3. つくった回答を口に出す
というステップを踏むと考えられます。(普段は何も考えずに自然に会話しますが)
息子の場合、エコラリアで聞かれた言葉をそのまま返してしまうように、1のステップでつまづくこともありますし、言われた通りお皿を持ってくるように、1のステップができることも少しずつ出てきました。
そんな息子にとって、3のステップまでできたのは本当にすごい成長だと思います。言っていることは分かるけど上手く答えが見つからない、あるいは、答えは思い浮かぶんだけど口に出せない…といった場面が過去にたくさんあったことと思います(これは本人にしか分かりませんが)
今後も1,2,3それぞれのステップでつまずくことは多いと思いますが、少しずつでもできるようになるよう引き続きフォローしていきたいと思います。

そんなわけで、昨晩のカレーはいつもよりさらに美味しく感じられました。

今回はこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?