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何かすごいことできなくても、きょうもいい日

老人ホームにいる、おばあちゃんの面会に行ってきました。

私が高校3年になって、父の転勤が決まり、両親と妹の3人が引っ越して私だけが地元に残り、私は祖父母宅に居候させてもらって大学受験を乗り切った、、、ということもあり、おばあちゃんには並々ならぬ感謝があります。

毎朝6時の始発バスに乗るため、おばあちゃんも5時に起きて、毎朝不慣れなお弁当を作ってくれたんですよね。
おじいちゃんも、雨の日は通勤前に車でバスセンターまで送ってくれたりして(おじいちゃんは他界しています)。

おばあちゃん、のんびり暮らしていたのに孫が一緒に住むことになって、久しぶりの子育て感(孫育て!?)で、さぞ大変だっただろうと思います。

今104歳、目がだいぶ弱ってるおばあちゃんは、面会のロビーに来て、目が慣れるまでしばしぼーっと辺りを見回します。

そのうち、目が慣れてきて、窓の外にある中庭のバラが見えるようになり、「きれいだね〜」「雲見える?」「ぼやっと見える」とか、そんな会話をして、おばあちゃんの肩や腕揉みして帰ってきました。
気持ちいい〜、と言ってもらえてよかった。

窓越しに5月のさわやかな風が吹いてきて、気持ちのいい午後でした。

おばあちゃんに会って帰ると、目が見えるとか、風を感じるとか、体に痛みがなくてご飯が美味しく食べられるとか、そういうことがとてもありがたく感じます。
おばあちゃんも、体の痛みがあまりないようでよかった。
かなり高齢だけど自力でご飯を食べていて、美味しく食べるということが生きる意欲になっているみたいです。

いつも、バイバイ、またね〜、と手を振り合って帰ります。
おばあちゃんと友だちみたいな、そんな関係でいられてうれしいな。そんなことなどいろいろ考えながら帰ります。
元気でいてくれるおばあちゃんに、きょうもありがとうです。


昨日は手帳に書いたto do がサクサク進んだけど、今日はどうにも眠いのですが。
今、そんな時期なのかな?
ムクっと起きて、note書けてよかった。


読んでいただいてありがとうございます。
明日もいい日でありますように。

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