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アイドルだったのか…?

Vtuberってアイドルだったのか…。

ここ数日のV界隈以外もどんどん巻き込んでいくこの騒動を見ていると、
どうやら私の認識が根底から違っていたみたいですね?

Vtuberは、あくまで根底は『新時代・新しいカタチの「芸を肥やしに糧を得る人」』であり、
あくまでもその土台の上に乗っかる形で、
芸人であったり、
歌い手であったり、
アイドルであったり、
等々枝葉・細分化のカタチがある、
という認識だったからこそ「ろふまおはアイドルではない」と以前書いたのですが、
もしや根底がアイドルだった…?

そもそもの捉え方が違ってた…?

それを踏まえてどうにも彼に100%の同情が出来ません。
犯罪被害に遭ったのは心から同情する。
それは犯罪行為を犯した方が100%悪いし、その点では彼は100%被害者だと思う。
ただ犯罪被害と、特大のお気持ちは別だよ…?
言わんとしていることはすごく理解出来る、
同性から見ても行き過ぎたガチ恋・リアコ勢は引いてしまうので…。
どんなに言っても暖簾に腕押しというのも虚無感が凄かっただろうと思う、それに心が潰されてしまう気持ちもわかる。

Vの存在って難しいよね…。
2次元のアニメや漫画のキャラならどんなに一方的な気持ちをぶつけようが反応は返ってこないけど、
Vはその完璧なガワの2次元の中に人が居るから反応が返ってきてしまう。
でもその「中の人」は修羅場をくぐってきた下積み役者や芸人などではなく、
人間強度を試される場に立ったこともない、それこそ学生だったりするわけで。
そしてホストや3次元のアイドルよりも、距離が異常なほど近いのでファン側の距離感がバグりやすい。
なんなら毎日生の音声を聞けるし。
声優も勘違いしているファンが湧きがちな世界だと思いますが、
声優はどんなに甘い言葉をこちらに吐こうがそれは台本の下演じているだけなのでまたちょっと話が変わりますし。
そして中の人の話は匿名性を持って保たれ多分辞めても「その中身であった」ことは守秘義務などで己の経歴として堂々と言う事も出来ないんですよね。
その全ての闇を併せ持ったハイブリッドなジャンル、Vtuver…

でもそんなVtuberを、
他の何でもなく、
2次元サービスを売り物にする企業Vtuberを選んだのは、自分だよね…?
犯罪被害とお気持ちを一緒に公開してしまったことで、
動画後半のお気持ちの方に気持ちが入りすぎて届きやすくなってしまって、
はからずも、普通の精神を持ったファンや他の界隈のオタクが、
気を遣いながら応援することになってしまった。
あ、母親ヅラ彼女ヅラは私の中では「普通の精神を持ったファン」には含まないので帰って頂いてよろしいですか。
そういう人たちにはそもそも彼の声も届かないだろうけど。

そう思うと微かな違和感を覚えてしまい、
理解はすれど全肯定の同情は出来ないというのが素直な気持ちです。

本当に難しい問題だなあ…。
リアル世界の誹謗中傷で開示請求とか言われてしまうと、中に人が居ることに意識を向けないわけにもいかなくなるし…。

私は、推しは同業者たちと面白おかしくやっててくれればそれでいいと思っているし、
そして画面の向こう側の存在としてこちらを適度に騙しておいてくれれば喜んで騙されておきますのでというスタンスですので、
どうか好きに生きて下さい。


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