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いつまでも、笑いあいましょう。〜大切な友人からのラブレターのお返事。〜

昨年の12月、仕事納めの28日の日の朝。
今日で今年最後の出勤か~と思い
電車を待つホームで何気なくnoteを開いた。

noteで唯一のリア友である子の
新しい記事が目に入る。

タイトルは某歌手の話題になった曲の一部。
何かあったのかなと思い記事を開いてみると、
1文目を読んで心臓がどきんとした感覚になった。
それは私に対するラブレターのような
きれいで優しい言葉でつづられた
とても美しい文章だった。

ほかに人もたくさんいたにもかかわらず、
その日私は涙目で電車に乗ることになった。

嬉しくて嬉しくて。
先日仕事のお昼休憩に読み返して、
危うく会社で号泣するところだった。

ということで、
せっかくなので私サイドでも思い出を振り返ってみよう。


彼女と出会ったのは私が14歳のころの12月。
だから、彼女とは10年以上の付き合いになる。

私は中学の先輩で留学した話に感化され、
英語なんて得意でもないし
ましてはしゃべることなんてままならない
今思えばよく言ったなと思う英語力で、
小学生~大人までが参加できるアメリカでの
ホームステイプログラムに参加した。

彼女は地元の空港の時点で
私のサックスに気づいていたみたいだったけど、
出発当日に行きたくないと家で泣いていた私は
ブルーな気分で全く周りに目が行っていなかった気がする。

しかし彼女の記事の通り、
話したのは私からだった。

アメリカに着いてからのある日

ん?あれ?あの子の靴、
マーチングシューズじゃない??

一人の女の子が履いていた靴に目が行った。

そう、この靴が声をかけるきっかけになった。
もし彼女がその靴を履いてこなかったら
私からは話しかけられなかったかもしれない。

「マーチングシューズ履いているの?」
それを皮切りに話し仲良くなり、
年齢は違えどいろんな共通点が出てきて
空気感がとても居心地がよくて
何より不安な異国での生活で
彼女はたくさん笑わせてくれた。

プログラム最終日はさよならパーティーで
彼女と二人でウィンターワンダーランドを演奏した。

あの時の音、なんだか遠くで覚えているな。
以前実家の片づけをしていたら
クローゼットの中から楽譜が出てきて。
懐かしくてなんだか泣きそうになってしまった。
またいつか二人で吹きたいなぁ。

日本に帰国してからは
当時彼女は高校2年生、私は中学2年生で
連絡を取ることはなくなっていた。

私は県外の大学に行ったが
就職は地元に帰ることになり
かなり久しぶりにFacebookを更新。

そこで彼女と久しぶりに連絡を交わし、
久々の再会を果たした。

会っていない分のブランクを感じさせない空気感。
しかも考え方とか好きなことが似通っていて。
そこから時々仕事終わりに合うようになった。

お酒が入ると余計にキラキラ笑いながら
好きなことについて話す彼女の姿が好きだった。

彼女は会うたびによく、
最近どんな音楽好き?ハマっていることある?
と聞いてくれる。
私は当時、友人と好きな音楽について
話すことなんてなかったけど、
彼女には自分の《好き》を共有できる
唯一無二の存在になった。

面白いことがあると話したくなるし、
特にいい音楽に出会うと
無性に彼女にシェアしたくなる。

そんな時、私がポットキャストにはまり偶然彼女も聞いていて、お互いの好きな番組をシェアしていた時間があった。

ポッドキャストやラジオが好きだった私は
彼女に言った。

「ねぇ、ポッドキャストやろうよ」

あれは二人でウエストサイドストーリーを
観に行った帰り、
余韻でホカホカな状態で居酒屋に入り、
お酒で二人ともふわふわしていた時だった。

彼女はいいね!と快諾してくれ、
そこから他愛もない話や恋愛の話、好きなものについて語り合い、昨年は全25回収録した。

ポッドキャストがスタートしてすぐに
私が転職で地元を離れてしまいいきなり
リモート収録になってしまったが、
距離があっても繋がれる絆があるのは
とても嬉しく私のエネルギーになっていた。


いつも連絡を取り合っている!
というわけでもないけど
なんだか話したくなる、居心地のいい存在。

そんな彼女の紡ぐ文章も私は大好きだ。
彼女の言葉選びや表現はとても温かくて優しくて
読んでいていつも心がじんわりする。

大切な特別な存在の彼女に
入籍の報告は友人の中で一番先にした。

私の旦那さんとは会ったこともあり既に仲良しで。
そういえば彼女が私の家に遊びに来た時、
彼女が酔った勢いで彼氏(私の今の旦那さん)
呼んでよ~って呼びつけた時が初対面だった。
すごい…それはそれで彼女らしく
いい思い出でもあり。笑

彼女は私たちの入籍を誰よりも喜んでくれ、
そして素敵な言葉で紡いだ贈り物をくれた。
なんてきれいな、温かい言葉なんだろう。
言葉の1つ1つに優しさを感じ、
その言葉が彼女を彩っているんだなぁと
記事を読み返すたびに感じる。

すてきなプレゼントをありがとう。

こんな友達がいて私は幸せです。

先日の酢漬けの糸コンすすりお祝いもうれしかったよ。笑

私の旦那さんとはもう仲良しなので
また3人で会おうね。
次は4人かな。

これからも変わらずよろしくね。


BIG LOVEです🫶


Ps:私のサックスケースは黒でした。。。。

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