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声の力とご縁とハプニング。(7/20-23)

日記を見返すとき、
あれ、この日付の日記は何番のものかな
と分からなくなったので、
表題の書き方を変えてみました。
今日も記事をのぞいていただき
ありがとうございます。
今回は母と二人で東京に行ったのでそのお話を。

7月20日(土)
堀井美香さんの朗読会に参戦するため、母と東京駅で待ち合わせ。私自身「都会」が苦手で、その最たる「東京」なんて、もう方向音痴の敵ともいわれる場所で、しかも母は九州の端っこから飛行機で来て空港から東京駅に来る。自分が待ち合わせ場所に着くかも心配だったけど、それ以上にはじめてのおつかいの親になった気分で母の行方を心配していた。
そんな心配をよそに、母は笑顔で待ち合わせ場所にやってきた。50歳過ぎて初めて羽田空港から電車を乗り継いで東京駅で合流できたことは、母の自信にもなったようで私も嬉しかった。合流できて一安心。

19時から始まる美香さんの朗読会。チケットトラブルがあり自分だったら頭真っ白になる!!といった状況だったけど、完璧な朗読にプロだなぁと圧倒された。しかも本は持たずに全て暗記の上2時間ほどの1人語り。もはや朗読というより1人劇のようだった。声だけのはずなのに物語の映像が浮かぶ。美香さんの声の力を再認識した。朗読がすべて終わった後、「今度また自分に負荷をかけたものをやる」と美香さんが一言。
50歳過ぎて自分に負荷をかけて頑張る美香さんを見て、私ももっと負荷をかけて頑張ろうと改めて感じた。
私の母と、美香さんの「母」の朗読会に行けて、とてもいい時間だった。

7月21日(日)
「東京っぽいところに行きたい!」という母のリクエストで、麻布台ヒルズに行くことに。2人で建物内を散策していたとき、ふと少し離れた先のお店の店員さんと目が合った。「?!?!?!」知り合いにそっくり。大学のころお世話になったバイト先の社員さんにそっくり。でも東京なんて日本で一番人が多い場所、しかも東京ならあんな感じの男の人なんてたくさんいそう(偏見)だし、確かにお店辞めて東京に行ったって聞いたけど、まさかそんなわけない、と頭の中でぐるぐるしひよってしまい、いったんスルーすることに。
しかし一通りお店を見終わった後、どうしても気になったから次は店内に入ることに。めっちゃ目が合う…と思いつつ店内の商品を見ていると「・・・・nimoちゃんだよね?!」と声をかけてもらえた。「やっぱり○〇さんですよね!!!」
まさかの再会。まさかまさか、友達に会うのはまだしも、大学のころのバイト先の人と再会するなんて。朝からお互い目が合いつつお互い疑りあっていた。面白すぎる。不思議なご縁だ。会えたことも嬉しいし、一緒にいたのは何年も前なのに、こうして今でも再会すると快く話してくれることが何よりも嬉しかった。

その後移動中に母の靴底がはがれるというハプニング。買い物した時にもらった巾着のひもを外し応急処置をするも、数分後には全部外れてしまった。なんてこったい。どうにかこうにかして東京駅に着き、靴屋さんでピカピカの靴を手に入れた母。けがせずによかった。色んなことがあった1日だった。

7月22日(月)
本日帰宅のはずが、新幹線が動かなさそうなので、急遽早めにホテルを取り私だけ1泊することになった。やっと今日帰れる!旦那さんに会える!と思っていたところ1人で東京に残ることになったのでしょんぼり気味だった。
「この看板を目指していくんだよ。〇番ホームだからね?」と念入りに言い、空港に向かう母と改札で別れる。急遽とったホテルにチェックインすると、一気に体の力が抜けた。母との行動、慣れない東京、いつも以上に自分がしっかりしないと!と思っていたのと連日の猛暑で、脱力してしまったのだ。

「せっかく東京にもう1泊するんだから楽しんできてね」という家族からの言葉とは裏腹に全然楽しめない自分に嫌気がさしていた。もちろん楽しいこともあるけど、それ以上に都会の景色とかガラス張りの高いビルたちとか足早に歩く東京の人たちとか、東京の街と人々のエネルギーに勝手にくらってしまっていた。友人に声をかけたいところだけど、みんな仕事が忙しそうだし同棲している人がほとんどで、急な連絡をすることにためらいを感じていた。
そんな中、昨年末地元で会った友人に連絡すると「19時には仕事終わるから!」と秒で夜ご飯を快諾してくれた。感謝。
都会の帰宅ラッシュの満員電車に押しつぶされそうになりながら、指定の駅に到着。
「この前彼氏と話していた時に、高校の友達で会う人ほとんどいないな~て話してたら、nimoが来てくれた!」と彼女は嬉しいことを言ってくれた。
私が久しぶりにひとに会うからか、私が話すのが遅くなったからか、友人と話しているときは口が回らなかった。え、そんな話すの早かったっけ?!と思いつつ、高校時代はマシンガントークをしていたので私が衰えただけかと納得する。友人と結婚の話をする。結婚しても同棲しているときと変わらないならまだいいかな、という友人の話を聞き、私は変わらないから結婚したと話す。いろんな考えがあって面白いし、お互い話し合って納得したのならいいよねと話した。
帰宅は1日延びてしまったけど、そのおかげで友人にも会えたし色々話せていい時間になった。

7月23日(火)
無事始発から新幹線が運行していた。終日作業に携わってくれた方々、本当にありがとうございます・・・どこに感謝を伝えていいのかわからないから、いったん自分の日記に書き記しておく。さよなら東京。また来る、かな。
数日間東京にもみくちゃだったので、名古屋に着くと何となく落ち着く。(それでも都会だし人は多いけど。)
久しぶりの旦那さんとの再会。やっと、ほっと落ち着く。
普段はそんな話すほうではないけど、この日の夜ご飯時は東京で何をしたのかどこに行ったのかずっと私が喋っていた。