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春の小一時間ポタシリーズ2 : 山形 ・ 西川町のひそやか桜めぐりと寒河江川
春になると寒河江川は月山連峰の雪解け水が滔々と流れ出し、ビアンキの自転車を思わせるチェレステカラーを呈する。
その上流にある西川町では例年5月近くなっても桜が楽しめるが、今年は全県的に花の盛りが早まったので同地も例外ではない。
4月半ば、庄内に所用があって向かう途中の小一時間、早まった桜を追ってふたたびショートポタに出かけるのだった。
いつもは寒河江の道の駅チェリーランドから走り出してさくらんぼサイクリングロードをたどり、終点の間沢からは対岸の県道で戻ってくる40kmあまりのコースを走るのだが、今日は途中からスタートしてのつまみ走りである。
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このルートは沿道に次から次へ桜並木が現れるので花見効率がよい。いい道だ。
山寺と慈恩寺という二大古刹を結び、さらに寒河江川上流の西川町に至るさくらんぼCRはもっとサイクルツーリズム的に注目されて然るべき、と走るたびに思う。
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自転車専用道はここ睦合公園で一旦終わりだが、その先も旧六十里越街道と、旧山形交通三山線の廃線跡をつないだ旧道ルートで西川町の中心である間沢まで行くことができる。
毎年桜を観に来る月山酒蔵資料館。
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敷地内に展示されている木造電車(旧山形交通モハ103)は近年傷みが激しくブルーシートをかけられたままだったが、その後クラウドファンディングのおかげで修復が決まり、その工事が始まっていた。シートが外され、足場が組まれているのをみてやれやれよかったねと思う。
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この日は間沢で引き返して寒河江川の対岸の県道で戻ってきた11km、所要約1時間。
おまけ
このあと庄内にクルマで向かう途中に立ち寄った水が瀬ダムの桜
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そして寒河江川流域最奥、本道寺集落の桜
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この先旧国道112号で山を越えて庄内に抜けられるじゃないかと思いがちだが、おっかないトンネルなども多くハードコアチャレンジャーサイクリスト向きである。
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