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Diptyque迷走日記②

・身に着けたい香りについて考える
「身に着けたい香りと、自身のイメージが結びついてない」という問題に直面し、この冬の長い宿題として考えている。
どういったシーンでDiptyqueの香水を身に着けたいか。
その結果、『デイリーユース』がいちばん近い答えだった。
というのも、手持ちの香水は揃いも揃って「普段の生活で香ることはまずないもの」ばかりで、常に身につけるには難しい。
ルタンスのロルフェリンでギリギリな気がする。
隣にいてくれる、シスターフッド的な感覚で寄り添ってくれる香水が欲しい!
ということで、今年もDiptyqueへいざ。


■レビュー

新年初Diptyque参りをしたところ、例の店員さん(ことごとくドンピシャのおすすめを出してくれる)が店頭にいらしたので、小躍りしかけた。
今回も懲りずにあれこれ試させてもらったので、以下感想。

・オードミンテ

ミント通り越したゴリゴリの薄荷香を想像していたら、清潔感漂う爽やかな香りだった。
この香りの石鹸とかシャンプー欲しい。
創始者の一人が、理髪店のような清潔感をイメージした香りとかなんとか。
男女問わず、シャープな印象を出したい人におすすめするならこれ。
ラストは整髪料の香りに近い気がするので、わたしは男性っぽさを感じる香り。

・オイエド

柚子を中心にしたシトラス系香水。
冬に着けたい、日本を感じる香り。これがDiptyque流ジャポニズム?
柚子の香りがしっかりするので、ムエットを深呼吸で嗅いでいたい。
気分をリフレッシュさせたいときにワンプッシュしたらちょうど良さそう。
生の柚子よりは甘さを感じる香りで、聞くとフランボワーズ香が調合されているそうな。ベリーの甘さはそんなに表には出てこないので、どこでも使える香りだと思う。

・ロードネロリ

やぁ、今年も君とは縁がありそうだね(白目)
何度来ても真っ先に勧められる。
ネロリが嫌いなわけではなく、なんか欲しい香りとは違うんだ〜

・フィロシコス

前回あんなに「そのへんでもいだイチジクの香りがする」とか言ってたのに、今回試したら「えっ、なんですかこの芳しい果実の香りは……?」と感動するくらい良い香りだった。
この日いちばん記憶に残った香りで、瑞々しくて甘いイチジクの香りがする。
今回は肌にも乗せてもらった。
トップ〜ミドル手前はイチジクの果実香、ミドルに差し掛かったあたりでミルキーな甘さが徐々に出てくる、ラストは甘くて柔らかい香り。
トップの果実香に青っぽい香りが潜んでいるので、日によってはこれが強く出るのかもしれない。
肌の上で柔らかく香るのがとても良い。


■まとめ

・フィロシコス、まさかの返り咲き

その日の気候や気分で香りは変化するとは言うけど、まさか候補外に入っていたフィロシコスがここで躍り出てくるとは。
この日はよっぽど相性の良い日だったのかもしれない。
手持ちの香水とは系統が違うのもあって、候補リスト入り決定。

・隣にいてほしいのは何の香り?

外行きの、いちばん社会で人間の殻を被っているときに、傍にいてくれる香りが欲しい。
なので今回のテーマは、ピシッと胸を張って強くいられる香りか、弱ったときに優しく寄り添ってくれる香りの2択だ。
今のところ、前者ならゼラニウムオドラタ、後者ならフィロシコス。
買うときにどちらが欲しいのか。そして新たなる候補は現れるのか。
そのへんも含めてまた次回。

遊びに行くときに人間の殻をかぶるなら、オルフェオンかテンポがいいな。(テンポは本当にしっかりしたウッド系で、お洒落な香りだった)

#DIPTYQUE
#Diptyque
#香水


おまけ
スプリングスノウが数量限定で復活しているとの情報をいただいたので、明日の朝起きて冷静だったらポチります。
(このへんに冷静さを欠こうとしています の画像)

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