雲の上はいつも晴れ

私、ずっと辛かった
物心ついた頃からずっとね

お父さんとお母さんのケンカ
幼いながらも子どもは気づいてるよ

2段ベッドの上で不安な気持ちでいっぱいだった私

幼稚園のころも
泣き虫だった私に待ってたのは
毎日が緊張と友達からのからかいと
嫌がらせの連続

小学生になった私
ここでも、私は毎日、学校に行くの辛かった
お腹蹴られたりつねられたり
髪の毛引っ張られたり
物を隠されたり
誰も助けてはくれなかった

3年の時の担任なんて
算数の時間、答えをすぐに出せず
先生を見たら
私の顔を見て気持ち悪い
こっち見ないでと授業中に言われた
あの時の先生の表情
今でも忘れない
とても意地悪な顔をしてた

小学校生活で、1番平和だったのは
4年生の時だけだった
あの１年間は、平和だったよ
担任の先生も好きだった

近所のおばさんにまで嫌がらせを
受けた事があった
見えすいた嘘をつかれて
私をひとりぼっちにさせようと企んでる様だった

中学生になった私
お父さんとお母さんの
ケンカも絶えなかった
私や弟の前でも
平気でケンカするんだよ
そして、1週間ぐらいお互いに
口をきかなくなる

私は、そんな2人の顔色を伺う
毎日だった
学校生活も、楽しい中学校生活とは言えなかった
男子からの嫌がらせが特に酷かった
皆んな見て見ぬふり
誰も助けてくれない

あっ、2年生の時のクラスは
そう言えば恵まれていたな

後、部活仲間は皆んな
優しかった

高校生になった私
相変わらず、波瀾万丈だったよ
クラスは３年間同じクラスの女子校
先生には恵まれたけど
クラスメイトとは余り思い出が無い

この頃から自分ではわからないんだけど
皆んな陰で臭いって言う様になった

家にも学校にも居場所が無い

社会人になっても
結婚して子を持つ親になっても
何処に行っても孤独感がある

旦那の女性問題にも悩まされて
私は何のために生まれてきたのか
わからない。

あの人は何も変わらないと言う事も
よく分かった
本当は、離婚したい気持ちが大きい
家出、しちゃおうかな
暫く、ひとりになって
これからの事
考えようかな

私がどう言う方向で進もうとも

息子達の幸せを願いつつ
私も不安な気持ちと
旦那への怒りの日々から
解放されたい

逃げ出したい気持ちで
いっぱいなのに
自分の精神力の強さには
本当に嫌になる

雲の上はいつも晴れ

そう言う日が
やってくる事を願って