①「ファインディング ネバーランド 」－世界一優美なラブシーン💕
「ファンディング ネバーランド」を観て来ました。
素晴らしかった‼️想像以上‼️
ゆったりした開放的な作りで、素敵な劇場ですね。では、あらすじは
ホリプロステージさんから拝借☺️↙️
「ピーターパン」誕生の物語。という大雑把な知識しか持たずに観劇したら、
ま〜泣いた😆深いお話だった。
ストーリーなどについては、またインスタライブでお話しします。
一番印象に残ったシーンについてお伝えいたします。
⏫2017年、ブロードウェイの来日公演のときの解説動画
大好きなシーン
二幕にそのシーンはありました。
このような話の流れです⬇️
シルビアは、世間体をきにした母デュ・モーリエ婦人に、バリに会うことを止められていました。
そんななか、シルビアの四人の子供達は、シルビアに内緒でバリのいる劇場の稽古場に見学にきてしまう。
子供達を探しにやって来たシルビアとバリは久しぶりに会う。
誰もいなくなった劇場で、一つのライトに照らされた二人の影は、軽やかに舞い上がる。まるで喜びに踊り出す、二人の心を写し出したかのよう。
フック船長が幻のように現れ、バリに「キスしろ」と、せっつくが、
バリは、以前のお返しに〝ドングリ〟をシルビアに手渡す。
そして、二人は静かに歌い始める
m14 「あなたという存在」
《what you mean to me 》
私にとって、あなたはどういう存在かを表す言葉は見つけることができない。
恋人たちの愛の言葉を持っても、説明できない。
でも、今ようやくわかりました。
あなたは、私にインスピレーションを与えてくれる大切な存在だと。
「どんぐり」と「指抜き」
このシーンの“どんぐり”を渡す❗️
この行為を「ピーターパン」の物語を読んだり観たりした方ならピンとくるところ。
ピーターが初めてウェンディにあった時、ウェンディがピーターに「キスをあげる」 と言うと、
「キス」を知らないピーターは、何か貰えるものと思い手を差し出す。
彼を傷つけないようにとウェンディは咄嗟に指抜きを手渡す。
そして、ピーターはお返しに彼の上着の「どんぐりのボタン」をウェンディに渡すの です。
さて、「指抜き」は1幕で、バリが彼の幼少期の辛い体験から自らの心を守るために創造した「ネバーランド」について、シルビアに打ち明けた時に、シルビアが「傷から心を守るために」と、彼女の使っていた指抜きをバリに渡していました。
↑ここのところは、次回に考察を記載しま〜す。
世界一 優美なラブシーン
この「指抜き」と「どんぐり」の交換は、彼らにとってまさに「キスシーン」なのです。
そしてこのm14の育三郎さんと濱めぐさんの歌唱が素晴らしい。
他の曲も、もちろん素晴らしいのですが、この曲は特に優しく美しい二人のハーモニーに観客は酔いしれました。
お互いの声を聞き、相手を思いやりながら絶妙な声色、響きを選んで作りだすハーモニー。
ソフトにソフトに混ざり合う お二人の歌声🎵は、いつまでも聞いていたいほど甘美で優しい。
今回のステージは、日本オリジナル演出の初演です。
きっと海外なら、もっと親密さを表現するような演出の〈ラブシーン〉だったのではないでしょうか？
相手を思いながら、優しく包み込むようなお二人の声の響きは、バリとシルビアの誠実な人柄や思いやりが感じられて、記憶に残るシーンになりました。
続きはこちらから⤵️
「ファインディングネバーランド」についてお話ししたインスタライブのアーカイブです⤵️
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