「ファントム」城田優さん 2幕~大好きなシーン
お立ち寄りいただきありがとうございます。
前回に引き続き、2幕目です。
怒濤の展開です。
今回は、特に好きなシーンにfocus~
まことの愛
2幕で特に好きなシーンが、ここ~
オペラ座の地下に連れ去られたクリスティーヌは、エリックがファントムと呼ばれるようになった経緯を知る。
自分なら、エリックの母がそうであったように、彼の醜い顔も受け入れ、愛すことが出きると思ってしまう。
「あなたのために歌ったら、私の願いをきいてくれますか?」
「それは、できない。
人は愛とか喜びのために歌うものだから。
なにもしなくても、願いは叶えてあげるよ」
「お顔を見せてください」
「その願いだけは、叶えてあげられないんだ。
こんなに心から安らぐ朝のひとときは、僕には初めての幸せな経験なんだ。それだけで僕は満足。」
「お母様は、あなたのお顔をみて、微笑まれた。
それが愛の力なら、私にもできるはずでしょ?」
あなたに まことの愛 捧げましょう
恐れも疑いも 預けて私の手に
その目 その心を知ってるから
何もかも知りたいの 全てを抱きしめたい
大丈夫 恐くない
決して独りにしないから
あなたの何もかもをみせてどうか
誰より美しい 心を持つあなたを
この愛で包みたい
何もかもを 見せて 今
暖かくピュアな歌声。
誰にも顔を見せなかったエリックだが、
クリスティーヌに懇願され、恐る恐る仮面を外す。
しかし、クリスティーヌはエリックの醜い顔を受け入れることができず、腰を抜かし、戸惑うように逃げ去る。
ファントムの絶望
クリスティーヌに拒絶され、希望から絶望に変わったエリックの世界。
「僕の魂は輝く
でも 僕は闇にしか住めない
胸に溢れるクリスティーヌ
君の歌が響くよ
誰にも渡さないクリスティーヌ
罪があるなら 愛という名の無実だ
愛しながら呪う クリスティーヌ」
城田ファントム
城田優さんが作り上げたファントムは、幼児性が残る性格で、コミュニケーション能力が低い。
しかし、繊細で優しく、冗談好きな面もあり、魅力的だ。
「怖がらせちゃって可哀想だった。
僕を愛してるなんて、思い違いだ。
無防備なあの子は、醜さを受け入れられなかった。
でも、クリスティーヌの声を聞けて良かった。」
クリスティーヌのことも、憎みきれず、許している。
クリスティーヌは、エリックにとって、闇に差し込む一瞬の目映い光だったのかな。
宝塚版についての感想はこちらから⤵️
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