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混色の呼称まとめと表記ルール

今回も初心者向けの記事となります。
実際にデッキを作ってみようと考え、レシピを探すとデッキ名に
「ラクドス」「ジェスカイ」「グリクシス」
等の専門用語が並んでいます。
なんとなく、これらが「デッキの色」を表しているんだろうとは分かっても
実際にどの呼称が何色の事を言っているのか分からないと思います。
ということで、まとめてみようと思った次第です。

なお、紹介するのは2色と3色のみとなっています。
4色はあんまり見ないと思うので、いいかなと。
また、プレイヤーの年代によっても呼称が異なる場合があります。
2022年現在でよく使われている呼称の紹介となりますのであしからず。

「友好色」と「敵対色」

マナの色はテーマを持ち、それぞれに「似ている色」と「対になる色」が存在します。これをそれぞれ「友好色」「敵対色(対抗色)」と言います。
それがどのように決まっているか、という話なんですが、カードの裏面をご覧ください。

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中央に5色の丸が書いてあります。これがそれぞれのマナの色を表わし、
「隣り合っている色が友好色」「離れている色が敵対色」です。
例を挙げると、白の友好色は「青と緑」、敵対色が「黒と赤」
ということがわかります。以後頻出する表現となりますので、よろしく。

混色2色は「ラヴニカのギルドの名前」

マジックの世界には「ラヴニカ」という次元があり、ここを統治している
10の団体(ギルド)が混色2色をテーマとしているため、混色2色をこのギルドの名称で呼ぶことが多いです。

友好2色
アゾリウス:「白」「青」
ディミーア:「青」「黒」
ラクドス:「黒」「赤」
グルール:「赤」「緑」
セレズニア:「緑」「白」

敵対2色
オルゾフ:「白」「黒」
イゼット:「青」「赤」
ゴルガリ:「黒」「緑」
ボロス:「赤」「白」
シミック:「青」「緑」

「弧の3色」と「楔の3色」

3色も10通りが存在しますが、これにも独特な考え方があります。
それが「弧」と「楔」です。
「弧」は「隣接する3色
「楔」は「1色とその対抗色2色」で表されます。
弧の3色は「アラーラの断片」の名称で呼ばれ、楔の3色は「タルキールの氏族」の名称で呼ばれることが多いです。
このあたりはスタンダードでもArenaでも(現在は)触れることができないので、そういうものだと思ってください。

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このような組み合わせが「弧の3色」

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このような組み合わせを「楔の3色」と表現します。

弧の3色(アラーラの断片)
エスパー:「白」「青」「黒」
グリクシス:「青」「黒」「赤」
ジャンド:「黒」「赤」「緑」
ナヤ:「赤」「緑」「白」
バント:「緑」「白」「青」

楔の3色(タルキールの氏族)
アブザン:「白」「黒」「緑」
ジェスカイ:「青」「赤」「白」
スゥルタイ:「黒」「緑」「青」
マルドゥ:「赤」「白」「黒」
ティムール:「緑」「青」「赤」

おまけ:表記の順番とアルファベット

Wiki等のテキストメインのWebサイトだと、有色の表記が(U)とか(B)と書いてあることが多いです。この書き方と「色の順番」について補足。

色は「白から始まり、時計回りに並べる」ことを基本としています。
なので「青白」とは言わず「白青」と表記するのが本来は正しいとされます
続いて略です
白:(W) 青:(U) 黒:(B) 赤:(R) 緑:(G)
この表記順のルールを「WUBRG order」といいます。
頭の中でWUBRGと唱えることで、どれとどれが友好色か敵対色かもわかるかもしれませんね。そこまでするなら多分組み合わせ覚えると思いますが


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