成婚退会まで

いつのまにか仲良くなってる

彼とはいつのまにかいろんな話をするうちに、仲良くなって、お互いに将来の家庭の話などもしていた。お互いの家庭の事情だとか、私の持病の話だとか、彼の貯金額がいくらあるとか（聞いてないのに勝手に話された）。

将来子供が何人ほしいか、とかそんな話も自然に出た。ちなみに彼はものすごく子供好きであった。

季節はいつのまにか秋になりかけていて、9月の終わりだったか10月の終わりだったか、どちらともなく、成婚退会しよう、結婚相談所を卒業しよう、ということになった。

ちなみに画像は、池袋で食べた牛カツである。私は初めて食べたので、ひたすら感動した。おすすめです。

相談所にご報告する

コンシェルジュさんに、成婚退会したい旨を伝えると、「待ってたわよ！彼はとっくにその気だったのよ」と言われた。え、そんなの聞いてないよー！早く言ってよ（笑）

卒業の挨拶当日は、2人のコンシェルジュさんがそろって迎えてくれて、簡単なアンケートを書いたり、卒業後のもろもろのイベントの割引券やパンフレット（結婚指輪とかの）をいただいた。あと友人紹介のクーポンとか。結局誰も紹介してないけれども。

ラストで相談所から帰るときは、なぜか結婚行進曲のBGMとともにみんなに祝福され、拍手で退場だった。めっちゃ恥ずかしいけど、これはこれで面白くて思い出になった。

こうして二人とも、入会からなんと約2か月、というまさかのスピード退会をしたのであった。

おまけ

結婚相談所へ最後のあいさつに行く前、時間つぶしに初めて二人でカラオケに行った。

彼のふだんの声は、ふわふわっとした軽くて高い声なのだが（合唱でいうとテノールパートみたいな）、歌うとめっちゃバリっとした低い声（バスかな）が出るという、低声フェチ？の私からするとめちゃくちゃ美味しい設定がついてきて、図らずとも私の性癖が満たされてしまった。というどうでもいい話でした。