夫との出会い

初めてのお見合いデート

入会からしばらく経って、初めてのお見合いの日程が決まった。最初にお会いする人は、ネット上で見た写真とプロフィールの印象では、雰囲気が柔らかすぎて、なんとなく私とは気が合わなそうな人だなーと思ってしまったのだが、コンシェルジュさんの教え（とりあえずOKする）を思い出して、本当にとりあえずOKした相手だった。

他に紹介されていた方々よりも歳が近く、私の3歳上の人だったので、同世代トークができるかな、などと思いながら待ち合わせ場所に向かった。

第一印象

待ち合わせ場所は池袋。某赤色がテーマカラーのあの銀行前。時間の5分くらい前に到着するとまだ誰もいなくて、少し不安になった。

時間ぴったりに、彼は現れた。仕事で遅くなってしまって、ぎりぎりになってしまったそうで、到着するなり、彼はくしゃっとした笑顔を見せた。

その顔を見て、不覚にも、かわいい、と思ってしまった。

カフェで盛り上がる

彼は、今まで出会ったどのお相手とも違うところがあった。なんと、自分の行きたいカフェを調べておいてくれたのだ。（笑）

池袋に不慣れな彼が選んだのは、西口にある梟書茶房。

これから池袋でお見合いの貴方には、ぜひおすすめしたいお店である。ほんの少し暗めの照明にふかふかのソファ、静かな店内で、雰囲気はばっちりだ。

私たちはここで、なんと初対面なのに3時間も話し込んでしまった。

本当なら初めてのお見合いというのは、30分～1時間というところで、お茶だけで切り上げるのが常識らしいのだが、私も彼もお見合いが1人目で勝手がわからず、盛り上がるままにお話してしまい、お茶どころか、食事にデザートまで食べていってしまったくらいだ。

盛り上がった話

正直、趣味的な接点はほとんどないと思われた私たちだったが、意外にも好きなアニメが一致していた。アニメの話や同世代トーク、子供の頃やったポケモンやミニ四駆なんかの話もした。ちなみに好きなアニメというのは、コードギアスとあの花で、彼はBlu-rayで持っていた。

言い忘れていたんだけど、まあお分かりのように、この人が私の夫になる人であった。まさかの1人目のお見合いで、出会ってしまった、という感じであった。後に夫に聞くと、彼も同じ印象を持ったようだった。

正直、婚活とは？？というような体験談であるが、本当の話である。