【写真旅行記】ツーソンのドア（アリゾナ州）

12年前、友人と二人でツーソンを練り歩きながらカラフルなドアの写真を沢山撮り、二人で子供のようにはしゃいでいた。ところが、その後日に訪れたニューメキシコ州にある世界遺産、チャコ文化国立公園でそのカメラをトイレに置き忘れ、5分後に戻ったが時既に遅し…盗まれてしまったのである。ツーソンでの写真は、私のカメラでしか撮っていなかったので、その時の楽しいメモリーを何一つ残すことができなくなってしまった。実際盗まれたのはカメラだが、私達にとってはそれ以上にかけがえのない『思い出』が盗まれたわけで、その悔しさは計り知れず、その後毎回友人と会うたびにこの『思い出泥棒』の話になるのだった。

今回は『あの日を取り戻そう』ということで、友人もカメラを持ってまたツーソンに出かけた。当時に比べるとツーソンの町もすっかり様子を変え、モダンなアパートや小洒落たカフェなどが並び、こじんまりとした住みやすそうな場所になっていた。

以下は今回撮影した写真。カラフルなドアや壁とサボテンの調和がとてもエキゾチックで素敵。あちこちの家の前で、構図や色のバランスを考えながら何分もかけて撮っていたので、かなり怪しい二人であったこと間違いなし（笑）。

赤いドアも良いけど…

青いドアも良いよね

さあ、どっちだ？

色が剥げた雰囲気のあるドア、壁の青とブーゲンビリアの赤が印象的

黄色の壁、赤の窓枠、緑のサボテンはパッと目に入ってくる

パーフェクト！！

エメラルド色の鶏がポイント

高級感漂う（笑）

抹茶色や上の枝の雰囲気から『和』を感じた1枚

なぜこの写真を撮ったのだ？！覚えていない（笑）

劇場

私と友人は、またツーソンの町に魅了され、老後は二人でツーソンに住もうというところまで夢が膨らんだ。