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売買契約書の締結

契約書は電子サインで執り行われます。
売主と買主には、それぞれが選任した弁護士さん(法律事務所さん)が間に入って売買契約が行われます。
不動産取引の安全性が確保できるという意味で、外国人のわたしにとって安心でした。

売主と買主の同日サインにはこだわらず、どちらか最初にサインして、
両方のサインが揃ったときに契約成立となります。

売主が先にサイン、買主が先にサイン、いずれのパターンもあります。
それは弁護士さん次第です。
日本の不動産売買でも売主と買主のどちらかが遠方に住んでいる際の「郵送による持ち回り契約」というイメージに似ているとのことでした。

今回は、わたしがサインする2月3日が土曜日の週末でしたので、売主のオフィスが開く2月5日の月曜日に電子サインとなりました。
もし一日早めて22日(金)にサインできるのであれば、同日に成立できたと思います。

日本では「大安」とか暦で縁起のいい日を契約日にしておりましたので、
2月3日を契約日にしようかと思ったのですが、
そうなると暦もあまり関係ないですね。

電子契約の流れ

Docusignで契約書のサイン依頼がメールで届きます。
アクセスするとDocusignの契約書内容が表示され、Docusignで指示に沿ってサインを進めます。


私の場合の締結までの進め方をお伝えしますと、

まずは契約内容を日本語で翻訳するために、
PDFでダウンロードします。
そして、Deeplという翻訳サイトでPDFデータをアップロードして日本語に機械翻訳します。
Deeplを選んだ理由は、前職で周りの評価がよかったためです。
ただ、無料版は文字数制限や機能に制限がありますので、
この機会に有料版にしました。

日本語で契約内容を確認します。
サインする場所はDocusignが教えてくれますので、
指示にそって進めればサイン完了です。
わたしは初めて利用しましたが、記載場所に迷うことはありませんでした。

手書きサインについて


パスポートと同じサインで書いてほしいとのことです。
つまり、電子データに、漢字手書きでサインする作業となります。

漢字手書きサインのデータを作るために
白紙にペンでサインを手書きしました。
それを自宅コピー機のスキャナーで読み取り、データ化しました。

それをSnipping Toolを使ってサイン画像を適度な大きさにするため
余白を切り取りました。
Canvaでもできるかもしれませんね。

https://www.canva.com/ja_jp/learn/easytodesign/

手書きサインデータが作成できましたら、
Docusignの「Sign(署名タイプ)」のところを「Upload(アップロード)」を選択してデータを取り込み、完了です。

わたしのサインがすべて完了したら、契約書データが売主側へ届きます。
売主のサインが完了したら、契約書締結は完了です。
Docusignからメールで両者サイン済みの契約書を受信します。


メール受信からサイン、サイン済み契約書受領まで
すべて英語対応です。
分かってはいるのですが、
不動産契約書に慣れてないうえに、
パーンと急に英文でメール受信あったときは、
えっとーー、今回はなにをしなければならないんだっけ?
と気持ちがざわざわします。

いざとなったら、分からないことや気になる点を
仲介業者さんに質問できる状態でしたので、
その点は安心でした。

英文メールですので、日本語とはちょっと勝手が違い、
「業者を装った悪いメールが万が一来たらどうしよう、、、」
なんて不安もなきにしもあらず、でしたが、
初期のまだ不慣れな頃は、受信したメールを仲介会社さんへ転送して、
「この対応進めていいんですよね?!」
なんてご担当者に確認しながら進めていました。


最後までお読みいただきありがとうございました。
いいねやフォローがはげみになります。


分からないことだらけでしたが、
一歩ずつ進めてきて、2024年6月にオープンしました。
知らなかったからこそ、やってこれたんだと思います。
まだまだ始まったばかりですので、これからも学びが多いとは思いますが、
誠実に対応をしていきたいと思っています。

おかげさまですこしずつご予約をいただけるようになっています。
新築の空間や設備の今がおすすめです。
リビングからの眺めは、残念ながら見る方向によって全面マンションがありますが、各お部屋の室内空間が広く使えることと、6名様までご利用いただけることが特徴です。




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