見出し画像

しっとり、と。

 昨日まで手伝い→手伝い→野球→手伝いで疲労困憊の私でございます。一日満喫で泊まって翌日親父方のばっちゃん家に泊めてもらい、一度自宅へ帰って野球し、またばっちゃん家に泊めてもらって昨晩また帰ってくる、といった飛び回った数日を過ごしておりました。

 予定がカツカツに埋まり、こうやってPCに向かって感情を書き綴るのが何ヶ月も空いてしまったような感覚です。
 気持ちが沈んでいるわけでは一切ありません。唯、純粋に全身が疲労で包まれているせいで気分がいまいち上がらないだけで、聴いてたらよく眠れそうなしっとりした曲を集めたプレイリスト「Sleep.」に入れた曲を朝からずっと聴いています。 

 今日は通院の日でしたが、ここ最近では本当に珍しく、八時二十分まで眠っていました。いつも六時前後には勝手に目が覚めるのに、目覚ましのアラームすら聞こえぬ程の深い眠りでした。

 世間では物騒な事件があり、日本の色々な意味で重要な人が命を落とし、「梅雨の再来」と言われるようなどんよりとした天気。個人的なことではKさんのお手伝いに行って力になりたい気持ちと、ゆっくり休む時間が欲しい気持ちが葛藤しております。寝坊したのと、「無理はいけない」という自己判断で、日課の散歩と筋トレを今日はしませんでした。夕方は雨が降っていなかったら短いコースを歩いてこようかな。

 この疲れ方はとても久々です。休職する前のあの時のような、大学三年の三週間で二十七連勤した時のあの時のような、身体が疲れていていまいちテンションが上がらない休日の、あの感じがとても近いです。気晴らしにYちゃんに「晩飯食いに来ない?」と誘ってみましたが、まだ忙しい時間帯ですから、応答待ちです。Yちゃんにはお願い事するので、その話もしたいのです。趣味とお喋りを兼ねられたらなぁ、なんて思ったりして。

 復帰に向けての感情はとっても前向きで、同僚や上司に当たる方々には迷惑かけちゃうかもなぁ、でもやれるだけのことはやろう、といった感じです。半年ぶりに職場に復帰。といってもトレーニングですので、自由も融通も利きます。九月からは本格復帰になるので、リハビリしっかりできれば合格でしょう。

 問題は、プライベートの方ですね。最近、少しずつ変なとことで気性が荒くなっているような気がしています。今まで、「短気なところを何とかしなさい」と言ってくれたパートナーが首輪をしてくれていたお陰でしょう。首輪が外れてしまった今、私は言動も行動も自由奔放です。流石にいい歳なので、いらんことは言わんようにしてますが。笑
 実感するのは「血には抗えない」といったところですね。独り言が激しく、徐々に綺麗好きになり、少しずつお金にシビアになって貯めて行こうと決められたのは親父譲り。昨日新品同様で型番も新しい冷蔵庫を貰えることになって、凄まじくテンションが上がって一人でずっと冷蔵庫と話していたので、Kさんから「電話してんの?」と聞かれてしまいました。笑
 そして、変なところが頑固で、時折気性が荒くなるところ、銭ゲバと言うと今回は例え親でも失礼なので言葉を変えますね。「節約家」の血が騒ぎ出したのは母親譲りでしょう。不要な電気は消す、エアコンは極力使わない、ガスも無駄に使わない辺りとか、小~高校生時代を思い出します。
 妹を見ていても、両親の血が流れていると実感します。ただし、私は妹を見限りました。とは言っても、従来通りゲームの誘いがあれば一緒にやりますし、愚痴や相談、暇電には付き合ってやりますよ。こちらの美味しいラーメンが食いたいと言ったら連れて行ってやりますよ。唯、言動と行動が合致しきっていない部分が私の中で決定打となったので、いざという時に助けを求められても、絶対に手を差し伸べるかと言われると答えられません。お好きに自分の人生を生きて楽しくやりたまえ。笑
 友人の中には、私から話を聞いてとても心配して「一人の友人として、少しでも幸せな道を歩ませてあげたい」と兄貴に向かってなかなか嬉しいことを言ってくれた奴もいました。彼は本当に真っ直ぐで、優しくて、面白くて、その生き様がとても格好良いですよ。

 闘病期間、「私は何故生きねばならないのだろう?」とずっと考え続けてきましたが、前回の記事で書きましたようにやっとこさ生きる明確な理由を見つけたので、頑張って息を吸っては吐いていこうと思います。母親の目前で諭吉百人を叩きつけ、どんな顔をするのか。それを十回繰り返した時、どんな反応を見せるのか。楽しみでなりませんね。「よく貯めたね」と褒めるのか、息子の学費に払った大金が返ってきて喜ぶのか、いきなり突きつけられて困るのか。それを十回繰り返したら、一体どんな反応を見せるのか。いずれにしても、二十七歳から始まるやっとこさの親孝行であり、反抗期です。その為に、贅沢を敵に回し、切り詰め、堪え、その時を楽しみに無理せず頑張っていこうと思います。
 贅沢なら二十歳のころから今年の六月七日まで十分してきました。私にしては珍しく、面倒事を後回しにしてしまったんでしょうね。さぁ十セット、四十歳までに終わらせてやりますよ。自信はありませんが、無駄遣いしない自信はあります。今の環境が、既に十二分に贅沢ですから。

 今日は頭ガンガン振り回すような暴れロックや、身体が勝手に動いてしまうような激しいEDMを聞くコンディションではないので、このまま仮眠を取らせて頂きます。上司から数時間後には連絡が来るので、それまで心身共に休ませておくことにします。筋トレも散歩もしたいですし、これ以上天気が崩れないことを祈るばかりですね。今日は、しっとり大人しく過ごします。

 今回の一曲は、大好きDEZERTの「遭難」のピアノアレンジ版です。原曲は重苦しい切なさが心にずっしり響いてそちらも大好きなのですが、今日の私はこっちな気分ですね。ピアノの音に合わせて、ヴォーカル千秋の歌声をしっとりと堪能できてこのアレンジもまた大好きなのですよ。皆さんも、少しでも興味を持ったら、YouTubeやサブスクで「DEZERT」を探し、聴いてみてください。初期から聴くと、彼らの進化が存分に味わえて素敵です。笑

さよならでもなく再会でもない未来を選んだ

【追記】昨日妹と電話で話す機会があり、あいつにはあいつなりの考えがあるそうです。兄貴からの面倒な説教から逃げる為に話したのか、はたまた本気なのかは分かりませんが、一人しかいない血の繋がった兄妹ですし、少し見る目を変えて支えてやるとしましょうかね。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?