【まくら✖ざぶとん】①①③『風物詩人・〈桜吹雪〉』
たまには登場、風物詩人。あれよあれよという間に夏ぶりの再登場。
去年も雪なら今年も雪で、季節の変わり目の雪はちょうど時代の変わり目。
〈桜吹雪〉
暦は四月で平成おわり
暦の五月は令和のはじまり
時代の過渡期に季節の過渡日
春一番が 吹き荒れたら冬二番
三寒四温なきまま 肌や粘膜に花の粉
五臓六腑までにも 春の剣幕押し寄せて
十中八九が衣替えした頃合いや
百花繚乱 咲き乱れたは千本桜
暖冬にやって来なかった冬将軍
残党が降ってわくように遅れ馳せ
関東に舞って落つたはみぞれ雪
はらほろひらりと
桜が散れば雪も散り散り
桜吹雪とはまさにこのこと
桜吹雪とはまさにこのこと
えー、「一字千金」という故事ことわざもありますが、【まくら✖ざぶとん】を〈①⓪⓪⓪文字前後の最も面白い読み物〉にするべく取り敢えず①⓪⓪⓪作を目指して積み上げていく所存、これぞ「千字千金」!以後、お見知りおきを!!