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村崎百郎の本を読んで

村崎百郎とは 村崎百郎とは、紫の頭巾にギョロリとした一つ目、シベリア出身の工作員のことである。90年代「鬼畜系」・「電波系」という言葉の生みの親だ。サブカルが好きな人なら一度は耳にしたことがあるかもしれない。彼の代表的ライフワークは集積所の「ゴミ漁り」。戦利品のゴミを通して、その人間の思想や精神、性活までもをファイリングしていた。 そんな彼のもうひとつの姿は、編集者「黒田一郎」。村崎百郎として活動する以前は出版社の「ペヨトル工房」にて編集者を勤めていた。電波系の流れでアル

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