待ち読みトレーニング法

僕のやってる健康麻雀はかなり緩めの雰囲気でやっています。

例えばチョンボはなるべく取らないようにして誤発声とかも全部1000点で訂正(言ってないこと)できでその後も和了れます。

少牌多牌も補充して続行にしてなるべく和了り放棄が出ないようにしたりね。

さらにはゲーム中の質問も受け付けていて「どうすればいいですか?」というのに僕ら講師が答えたりと。

そんな緩めの雰囲気の中スタッフがリーチ。2-5mがかなり濃かったので「それ2-5mでは?」みたいな話になったんですよ。

そのあと僕が実力で七対子をテンパったらたまたまフリテンの2mをもってきてしまう。ですが実力で海底にある2mをツモって1600・3200。

その後話の流れでスタッフの手を皆で見てみたら実際2-5mでした。

(もちろん門前リーチは入り目の問題もあるので100%待ちを当てるのは不可能ですしスタッフの手順が正確であってくれてのもの)

で、その後そういう待ち読みというのはどうやってトレーニングするのか?という話になったんですよ。

僕のお勧めは

ネット麻雀でリーチ状態の手を開き宣言牌の意味と入り目を考える

です。

これを繰り返すことでかなり形に強くなれるしリーチのパターンをイメージできるようになります。

では昨日二回打った牌譜で実際にやってみましょう。たった半荘2回分、かつある程度厳選してもこれだけあります。

くっつき否定表

8sポンは赤線のところです。

このリーチはおそらく「くっつき聴牌ではない」でしょう。もしくっつきであるならば8pと6sが逆になるはずです。

くっつきでないため8pに関連した牌は手牌にありそう。かつそこが愚形だった場合を考慮すると2pの先切りもありそう。

くっつき牌姿

こういうやつですね。そこまで深読みしなくても無難に

くっつき牌姿2

こういう形のことも多々あります。

なので具体的には全然わかりません。ただ

くっつきが否定される場合は先切りの牌の危険度はちょっと上がる、ということが分かります。いきなり勉強になりましたね。やったぜ。

ちなみに8p付近の牌があることが濃厚とはいえ安全度や手役絡みで残してあって全然関係ないことも当然あります。

さて入り目は

くっつき否定裏


5pでした。特に分かることはなさそう。


暗刻から表

暗刻から切られてのリーチ。実際は下家のリーチもあるのでなんとも言えませんが今回は上家が自然に打ってるので下家のリーチはないものと考えて大丈夫っぽい。

3mは捨牌的に自分は使わなさそうな牌ですよね。そういう明らかに使わなさそうな牌が出てきた時は暗刻からのケースがあるようです。

入り目は索子のどれかのような気がしますね。どこかまでは分かりません。

暗刻から裏

2sでした。暗刻切りからは愚形&両面の一向聴でも好形お祈りが結構しやすいので好形と愚形どっちが残ってるかは分からない。


安牌切り表

安牌切ってのリーチ。これは好形のサインなので大体の場合において両面×2の一向聴。今回は違うけど字牌シャボは好形でよくね?


安牌裏

これは自分でやるときもちょっと気を付けた方がいい。両面×2だからと安易に安牌を持つと好形が読まれやすいので可能なら自分だけに分かる安牌にしたりリスクは踏まえてパンパンに受けた方が和了り自体はしやすかったりします。


離れトイツ表

2mが離れて切られています。そういう時は愚形部分のフォローになっていることが多いです。

離れ牌姿

こういうのから打2m→しばらくしてもう一回打2mで1mとなにかのシャボリーなんかもよく見ます。今回はリャンカンの形でした。

入り目としてはソウズやピンズが愚形であればドラが6mだけに2mを切ってドラ固定して別の愚形を厚く持ちそう。ということはソウズかピンズの好形が入ったのではないでしょうか?

離れトイツ裏

正解。次。


離れトイツ2表

これはさっきの例に挙げたパターンのやつですね。

入り目は9mとかだと自然ですかね。

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正解は8s。ツモ7m→打8mで究極完全体になるので6m取っておいたパターンですね。これでパターンに対する知識を一つ得ることができました。

最後

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5pと3pが切ってあるのに2pが出てきた。しかも暗刻からではない。

これは頻出の

最後

の形からでしょう。これなら赤5pや3pが先に切ってあっても不自然ではありません。つまり入り目は4pですね。

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これは初級編レベル。

序盤に5と6を切っている人がその外筋の牌を切ってリーチした場合そのマタギの両面は高確率でもっているので気を付けましょう。

牌は内に寄せるのが基本なので内→外になっている場合は理由があります。

今回のように5を切ってる人が2を切っているのは

無題

あるいは6を切ってる人が3を切ってリーチだと

ソウズの1

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こういった形からの切り出しが非常に多い。

こういったトレーニングを繰り返すことで形に強くなったりパターンの知識を得たりできます。

正直言って待ち読みは地道な反復です。最初は一つも分からなかったものが10回に1回分かるようになる。それが5回に1回わかるようになる。

分かるようになるまで繰り返す。その先にしか真実はないと思っています。

筋おまけ1

大体1-4pだし1-4p受け残ってるなら1pないから埋まらずの1-4p待ちでしょからの死亡。

分かるようになっても刺さるもんは刺さる点だけは注意。






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