Z式2週間で覚える点数計算 十一日目

鳴いてる手→30符

鳴いてないロン和了り→40符
鳴いてないツモ和了り→30符


出来るようになったでしょうか?

出来るよとステップを飛ばしさえしなければここまで来た人なら大丈夫だと思っています。

もう一度言いますが出来るよと飛ばしてないですよね?

出来ないことは問題ではありませんが飛ばすことは問題ですよ?

飛ばした人はやりましょう。ここまで来たんです。10日の労力を無駄にしないためにもお願いします。

では皆を信じて今日も進めて行こうと思います。

上の手に当てはまらないケースはいくつかあります。

一つは七対子です。

こいつは形が規格外なので例外的にロンもツモも規格外の25符で扱います。

そしてもう一つがピンフ。

ピンフはロン和了り→30符
    ツモ和了り→20符

となります。

そのまま覚えてもよいのですがなぜそうなるのかの説明した方が入ってきやすい人もいると思うので説明していこうと思います。

めんどくせーwって人はそのまま覚えて終わりでも全然大丈夫です。


以下説明。

ピンフというのは漢字で書くと「平和」となります。

これは「平らな和了り」を表しています。

何が平らなのかというと符の計算において平らであるということなんですね。

まず

これがピンフの牌姿ですが全ての部分に置いて頑張りポイントである符がありません。

4面子1雀頭全部0符です。全部一緒ということはまぁいわゆる平らな感じがありませんか?

これが刻子が一つあると一か所だけ4点あって平ら感が薄れてしまいます。一か所だけボコッとしとるやんけ!という感じですね。

つまりピンフは符が全部0で基本点しかないよ、という和了りなわけです。

下記の符のもらえる条件に

①和了ったらもれなく20符もらえます(基本符)

②メンゼンでロンしたら10符もらえます

③ツモで和了ったら2符もらえます

④待ちが一個しかない形で和了ったら2符もらえます
(単騎待ち・ペンチャン待ち・カンチャン待ち)

⑤役牌(発白中・場風・自風)を頭にして和了ったら2符もらえます

⑥刻子があればそれに応じて符がもらえます

ピンフの条件を照らし合わせてみると


①両面待ち
②刻子がない
③雀頭が役牌でない
④メンゼン


を見ると条件のうち①~③までがすべて符が付かないように制限をかけていることが分かります。

しかし④だけ特殊になっているのですがこれは鳴いちゃうと簡単出来過ぎてゲーム性壊れるから鳴くのはなしにしようよ、ということになっています。

そのためピンフは他の和了りと比べると符が少ないという結果になるわけです。

しかしここで一つの疑問が出てきます。

「ツモピンフ」

です。

ツモって2符だよね?おかしくない?ピンフって符がない和了りだよね?ツモの2符どこいった?

これは完全にミステリーなんです。

理由はよく分かりません。

昔はツモの2符があるんだからツモってピンフつくのおかしいやろでツモピンフというものは存在していないと扱う人も大勢いました。


これがロンの場合はピンフドラ1ですがツモるとツモドラ1になるというわけですね。

それに対して「ピンフというのは『符がない和了り』であるからピンフで和了った場合は符はつかないよ」という派閥も存在していました。

形から役を考えるのか役ありきで考えるのかの違いですね。

「ツモピンは形はピンフだしツモの2符はなしのツモピンで計算しようよ」という流派が麻雀界を制しています。

これによりツモの2符が闇に葬られたためこの手はツモったにも関わらず基本符の20符しかないという扱いになってしまうわけです。

ということで

ピンフは符がない和了り、ということで通常の和了りより10符少ない扱いになります。

まとめると

鳴いてる手→30符

鳴いてないロン和了り→40符(ピンフは30符)
鳴いてないツモ和了り→30符(ピンフは20符)

七対子は常に25符


このようになります。

符のある和了りでも符計算無視でこの票に当てはめても8割くらいは正解します。

今日はここまで。ありがとうございました。

サポートしてもらえると更新意欲が上がります(*´ω`*) よろしくお願いします。