離れターツ落とし

白ポン

白をポンして一つ切るところ。両面の選択で打4mを選択しました。

発ツモ

ツモ発。場1なので安牌候補としてはそこそこの価値。少なくとも5mよりはマシでしょう。

発切り

しかし打発としました。

45mを捨牌に並べるということはそれより魅力的な両面が手牌の中にありますよと言っているようなものです。

それによって3-6mよりよい両面待ちで手牌が構成されていることが推測されてしまうことを嫌ったわけです。

その後

その後8sを引いて受け入れが広くなる可能性があることとそれなりに安全度が高いということでここで打5m。

と思考していったんですけどあんまりよくありませんでした。

何故かと言うと最初の45mを連続して捨てることを拒否したと言うのはそれよりいい両面ターツがあることを悟られたくないというものでした。

なぜ悟られたくないかと言うとそれにより筋を通されやすくなることで自分が和了りにくくなるからですね。

それを避けるために4mから離して5m。しかしこの切り方は非常によくあるパターンとして

画像5

この形があるんですよね。ここから4mを一枚切って455の形にして赤の受けを残しながら3-6mを受けるというのはよくあります。

このように離れてターツを落としてもそれだけでは両面って否定されないんですよね。

否定されないそれどころか4m→離れて5mにより3-6mが色濃くなって6mが出にくくなることで残った6-9mが余計苦しくなっておりむしろ損をしています。

危険な牌を残して和了りにくくしていては本末転倒です。

白ポン

それを考えるとここで切るのは5mがよかったかなと思います。赤5mの縦重なりもあるしなと少し考えてしまったんですがいらなかったですね。

両面ターツ落としは離して切っても結構バレるよというお話でした。

※ここからは少し小細工の話

先ほど例に挙げた

画像8

の形、いわゆる二度受けの形をほぐす時に5を含んでいる時は少し小細工ができます。

この形をほぐそうとする時は赤5mがあるがゆえに4から切ることになりますがそれを逆手にとって5mから切ることでターツ落としをぼかすことが出来ます。

本来であれば4→5で切りますからね。それをしないということはこの形ではないのでは?となるわけです。

別途ドラがあったりする時はこういう小細工も思い出してみてもいいかもしれません。


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