一億年と二千年ぶりの。

もっとちゃんと更新するはずだったのに、、、。(笑)昔英語の時間に習った"Time Flies" という言葉がじんわりと思い出される。本当に、時が経つのはとても速い。

決意表明みたいにも見える前回のnoteから、もう7ヶ月くらい経とうとしている。その間、授業に友達付き合いに、プチ旅行に色々あったけど、正直、肩透かしを食らってしまうくらいに、私のアイデンティティが大きく揺さぶられることがなかった。

”在日です”という時のﾋﾟﾘｯとした緊張感も、それに対する”あー、なら韓国人だね！””あー、ということは日本人か！”に説明しようかしまいか悩むあの２、３秒も、どう乗り切っているか改めては思い出せないくらい上手にやり過ごしている。説明するのも応答も言語が違うだけで、やり取りの内容もそれに伴う感情も、日本と変わらない。”こんなもんか。” 授業に行って、課題をこなして、進路に迷って、時々友人と会って、寝る。そんな日々を過ごしてきて、安定と引き換えに、手ごたえはないみたいな気持ちもしていた。温かい人に囲まれて、”慣れて”しまった私が、ちょっと嫌いになった。

そんな気持ちが、3月に入って少し変わった。小学校時代の旧友と、まさかの再会を果たしたのだ。​交換留学生の私と、同じ大学の大学院に留学してきた友人。二人とも在日コリアン。一番仲良くしていた旧友との再会。縁って本当に不思議だなぁ、つくづく思う。

彼女と再会して、話をして、また私の中で色々と考えるようになった。