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「スーパースター」と四方山話

スーパースターという曲

この曲は言わずと知れた日本のスーパースター、Mr.ChildrenのライブDVDを観て、いたく感動して作った曲。

それまで僕はミスチルのことを全然知らなくて、いわゆるシングル曲ぐらいしか聴いたことがなかったのですが、TOUR 2015 REFLECTIONのDVDを観る機会があり、すっかり魅了された僕はそればっかりの1ヶ月を過ごし、完全に侵されてしまったわけです。

先日書いた「ゆったりと」の記事とはうってかわって、既にワタナベタカシ(meiyo)としての活動に自信を持って取り組んでいたので、ここで短絡的に

ミスチルになりたい!

…とは思わなかったものの。
それがきっかけで

なりたい気持ちと、なれない現実

というテーマを立ちあげたところで
「スーパースターになんて なれないと言った君は」
の部分のメロディと歌詞が一緒に降ってきました。

その時点で確実に良い曲になる予感はしていたので、このままでは「スーパースターになれない」と歌っているのに、スーパースターになってしまう…と心配したのですが今のところ…
あ、でも必ず大きくなるので、よかったらこれからも安心してついてきてください。

スーパースターをテーマやタイトルにした曲はおそらく世界中にいくつもあると思います。
「スーパースターになれない僕」を憂う曲や
「君は僕だけのスーパースター」みたいな曲。
そういうのは、なんとなく聞き覚えがある気がしたので
「スーパースターになれなかった君と一緒にいる僕」
という、やや珍しいシチュエーションでストーリーを組み立てました。

しかしこうやって自分の作った曲と改めて向き合い振り返ると、meiyoの曲の登場人物について、実は色々な試行錯誤があって。

解釈というのは自由なので、meiyoの曲も基本的には好きに捉えてもらっても全然大丈夫なんですが、

例えば、先日記事にした「魔法の呪文」という曲には登場人物が3人います。

ガール、ボーイ、僕
の三人は三角関係ですが、
実は「僕」が好きな相手が「ガール」なのか「ボーイ」なのかで捉え方がまるっと変わる、なおかつ破綻しないように作られている歌詞だったりします。

星野源さんの「恋」という曲が、いわゆる"一般的"な「男女のラブソング」ではなく、
「多様性が徐々に認められつつある現代において(ほぼ)全ての人間に対応しているラブソング」
として作られたという話を聞いて、
それってまさしく今この時代にこそフィットして、売れるべくして売れた素晴らしい曲ってことだし、まずそれをコンセプトにしたのも凄いし、感動しちゃって。

そう考えるとやっぱり愛というテーマは本当に凄くて極論一人一人から恋愛話を聞かせてもらえば、世界の人口の数だけラブソングが作れるんじゃないかって思ったり。

話はスーパースターに戻りますが
そういった心境もあって、歌詞中で明確に男女の区別をつけるような表現を出したくないわけです。
この曲の登場人物もまた、

君と僕は、男女かもしれないし
どちらも女性、どちらも男性かもしれないし
なんだったら、僕が女性かもしれないし。
なんて。まぁ言い出しちゃったらキリがないですが。

実はスーパースターに関して言えば、実在する友人2人をイメージしてストーリーを肉付けした曲なので、その答えは僕の中で明確にあったりもするのですが
それでも、読む人それぞれが勝手に自分の気持ちのいいように解釈して読んでくれたら良いなぁと思ってしまうのです。

これ、まだ誰にも話したことないんですが、君とか僕とか私とかあなた、オレ、オマエ、オイラ笑 色々ありますが歌詞にする上では意外にも文字数や響き、登場人物の性格のことを考えてつけていることが殆どだったりして。笑

つまり、meiyo の曲においては

僕が僕のことを僕と呼んでるから男

みたいなのは全然気にしないで、好きに愛してもらえたら1番嬉しいというわけです。

みんなのうた、が作りたいなー。


「スーパースター」も収録されているmeiyoの1stアルバム 「羊の皮をかぶった山羊」は今秋発売予定です🐏🐐

https://note.mu/shiburadi/n/n1970938edd94
こちらのラジオから「スーパースター」がワンコーラス聴けるようになっています。是非聴いてみてください🐏

ライブ予定、最新情報などは随時こちらのページにて更新中です!🐏
https://note.mu/meiyo_music/n/n8e0c8af2410b
11月には「羊の皮をかぶった山羊」リリースパーティも行われます。
ぜひご来場ください!🐏

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