おばあちゃんの88の祝いにニンテンドースイッチを買ってあげたって話
おばあちゃんの88の祝いは何にする?
どうも、ゲーム歴はほぼ人生な名刀早正です。今年、おばあちゃんが88歳だという話を聞きました。なので、兄とも相談して、何かお祝いをしようかなと思ったのです。
しかし、おばあちゃんは何が欲しいのかわからない。また、何を送ればいいのかわからない。単純にお花とかでもいいかもしれないけど、何を送ろう?
ふと、おばあちゃんがこんなことを言ったのです。
「マリオみたいな頭の体操をするほうがええんかな?」
そこから今回の話が始まります。
単純なゲームほど広告が入る。
おばあちゃんの頭の体操に何が良いかな?と思い、あれやこれや考えていく。母が言うには「タブレットのアプリを遊んでもらうのが良いんじゃないか?」とのこと。
それは良い考えではあったのだが、ゲーム歴の長い私は当然タブレット、スマートフォンのアプリをプレイしている。プレイするゲームはちょっと特殊だが、無料で、単純なゲームも遊んだことがある。例えば、小学校の算数をするアプリ。算数をするだけなので、おばあちゃんでも楽しめる。
しかし、とんでもない問題があった。実は、タブレット、スマートフォンのアプリには広告があるのだ。それも、ゲーム途中にいきなり挿入されるというオマケつき。広告の種類は数多く、その中には特殊な方法でしか消せない広告もある。また、広告、ゲーム、広告、DLサイトというコンボをかましてくる広告だってある。
この広告、単純で簡単なゲームほど数が多い。短い時間でも遊べる単純なゲームを求めてさまよっているときによく悩まされた。先述の通り、ゲーム途中にいきなり入るため、まともにプレイができない。
広告のないゲームは存在する。しかし、それは「広告を出す必要のないゲーム」である。広告を出さなくても確実に利益が出るゲームには広告がない。逆を言えば、無料のゲームは広告を出さないと利益がでない。人はお金に汚い。利益を求めてクソゲーを量産することなどたやすい。
広告のないゲームは総じてゲームに精通している人向けである。しかし、今までの人生でマリオしかやったことがないおばあちゃんに、そんなゲームは無理だ。しかし、いくら単純だからと広告のあるゲームをプレイさせると、何が起こるかわからない。変なサイトに行ってしまうかもしれない。トラブルシューティングをするのは、いつだって私なのだ。
広告のないゲームと言えばコンシューマーハード。
で、タブレットを購入するというのは没にして、何か頭の体操になるものは何かないか?と考えた。
ただ、まっさきに思いついたのがニンテンドースイッチ。ニンテンドースイッチは任天堂が出していることもあり、また、インディーズになれば簡単で遊びやすいゲームもあるだろうと思った。あと、単純にタブレットよりも安い。
広告なんて存在しないニンテンドースイッチなので、広告の心配をすることもない。また、探せばゲームをしたことがない人でもできるゲームはあるだろう。ゲームというのはそういうものだ。
とはいえ、ゲームをしたことがない人に一般的なゲームはさせることができない。ドラクエは万人向けだが、おばあちゃんにはドラクエの会話が理解できない。なお、このことは後に大問題となって私に襲ってくるが、あとで話す。
太鼓の達人に活路を見出す
さて、ニンテンドースイッチにすることにしたものの、ソフトは何にするかという問題。ソフトに制限がある中で、何にするか?
で、すぐさま思いついたのが太鼓の達人。太鼓の達人は太鼓をトントンたたくゲーム。調べたところフリフリ演奏というのがあり、感覚でプレイできることが判明。今はこれしかないなということで、太鼓の達人を購入することにする。
その後、実際にプレイし、どんな感じかを教える。とりあえず、できたことはできたが、そこはゲームをしたことがない人。ドンとカッのタイミングがまったく理解できない。いつも遅れて振る。また、今回購入した太鼓の達人ドンダフルフェスティバルにはストーリーがあり、その辺も理解できない。とりあえず、遊ぶだけのものでいいかと思っている。
スイカゲームをインストール。
まぁ、ゲームで遊ぶ人ではないので、稀にしかプレイしない。しかし、太鼓の達人でさえも苦戦するおばあちゃん。はたしてこのまま太鼓の達人でいいのかと思う日々が少し続く。
また、インディーズゲームも基本的にゲームに精通している人向けのものしかない。ストーリーは確実にあるし、なくてもアクション性が高かったり、アドベンチャー要素が多すぎる。ファミコンレベルのゲームが一切ないのだ。あったとしても月額課金制のものだけ。
で、そういえば最近流行ったスイカゲームがあった。あれなら遊びやすい。ストーリーもないし、アクション性もアドベンチャー要素もない。これだ!ってことでインストール。
なお、うっかり、インストール用のお金をもらってしまった。そこは正直者なので、お金がかかったらそれを報告する。
最後に、おばあちゃんがプレイできるゲームが少なすぎる・・・。
さて、この記事はここらへんで終わる。結局、太鼓の達人ではなく、スイカゲームが一番よかったということで決着したのだ。遊ぶときは親戚のおばちゃんが着た時だけだが、たまに遊んでいるらしい。
最後に今後の問題について。おばあちゃんのゲーム適正レベルを考慮しながらゲームを探しているのだが、まったく見つからない。ゲームにおいて「誰でもできる」のレベルが上がっていることを実感する話だった。
また、おばあちゃんのゲーム適正レベルは、5歳の子供を0とした場合、マイナスだったのだ。確かに、戦時中を生きた人なので、その時期を生きた人は大体機械に弱い。機械は日々進歩しており、今のゲームは理解できないのがほとんど。
なので、ゲームの常識はわからないし、ゲームが何を言っているかわからないのがほとんど。それらを考慮すると、できるゲームが一切ない。
本当にスイカゲームがあってよかったと思う。あのレベルのゲームがない現状、スイカゲームは戦力である。
以上で、今回の記事を終える。
今後もおばあちゃんができるゲームを探して右往左往する。最悪、マリオメーカーを探し出し、マリオのステージを自作する。よく考えたらそれも一つの手だなと思う。まぁ、マリオメーカーを買うのなら、まずは働かないといけない。初任給で購入するのもいいかもしれない。
では、今回はこの辺で終わります。おつ。
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