渋谷店の閉店と決意

瞑想カフェのnoteを始めたばかりなのに、閉店の記事かよと思われた方もいらっしゃるかもしれません(僕は思いました)。まぁこれも"諸行無常"ということで汗。twitter上での周知のとおり、5月25日が物件の退去日となり、それより前に閉めることになります(具体的日程はまた決定次第お知らせいたします)。

なぜ閉店するのか?

財政難です汗。毎月赤字を垂れ流してはいたものの、売上は伸びてきており「初心者向けマインドフルネス講座」やコラボイベントのヒットによって光がさしてきたのが2月前半。そのまま盛り上げていこうと思っていました。そんな矢先の新型コロナウィルス。「人を集める」という店舗ビジネスにとって逆風そのものです。明るい見通しが立たない中、家賃だけは飛んでいきます。自分の貯金でまかなっていたので資本力があるわけでもなく、閉店することに決めました。

閉店の意味

店を開いた人にとって「閉店は残念」というのは一般的に起こり得る感情なのかもしれません。しかし僕の場合はそうではありません。なぜならば、全てを辞めるわけではないからです。辞めるのは最初に出した店舗というだけです。

他の場所ならいけそう

これまで平均すると1日1人ぐらいのご来店でした(2020年2月現在)。最初は狭いかなと思っていた店舗も、10席ほどあり、広すぎだったのです。そして、お客さまにもよりますが、渋谷だから来たという方ばかりではなさそうです。ならば、もっと狭くて家賃の安いところでやればいいというだけの話だと思っています。

失われないもの

瞑想カフェを始めて、いろんな方との出会いがありました。また、僕自身が講師をやるという経験もできました(初心者向けマインドフルネス講座)。店を閉めたところで、この出会いや経験が失われるわけではありません。財務諸表には現れませんが、この資本はとても大きいと思っています。

あらためて、決意

最初目指していたのは、実践者に向けた場所の提供だけでした。しかし、講座の実施で、初心者の方が瞑想を始めるきっかけ作りもできました。コラボイベントによってマインドフルネスに関心を持つ方々の交流も生まれました。まだまだ瞑想に対して誤解がある世の中ですが、瞑想を始めたい人が始める、始めた人が続ける。そういう人が交流する。そうやって「瞑想がより一般的になること」を目指して、活動を続けていきたいと思っています。

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