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足利銘仙はじめまして Vol.1

はじめまして。
昨年、東北から北関東に引っ越してきた藤井です。生まれも育ちも東北、この先もずっと続いていくと思っていた中での引っ越しでした。
新天地にきてからは、今までと異なる風景を目にすることもあり新しい発見の日々ですが、新しい土地のことをもっと知りたい!と思っていた矢先、栃木県の『足利銘仙』に出会いました。

足利銘仙とは、栃木県足利で生産され、絹を使用した先染めの絣織物です。昭和初期には、女性がオシャレを楽しめるものとして足利銘仙の着物が大流行しました。その背景には、職人さん方をはじめとした関わる方々の技術や労力、発想はもちろん、当時の社会的文化的背景の影響も強くあります。そしてその結果、足利銘仙は「女性の自立化、ファッションの民主化の象徴」とも言われるようになりました。
好きな服を着て、また自己主張の一つとしてもファッションを楽しめる今、女性がオシャレを初めて楽しめるようになったときの快感を想像すると、なんだか心躍りますね。


私は、足利銘仙の古さを感じさせない素敵なデザイン、大胆な柄や色遣い、曲線のデザイン、アンニュイな表現など、色褪せることのない魅力の虜になりました。そして足利銘仙について調べていくうちに、今日に至るまでのストーリーが大変興味深く、織物としての魅力だけではなく、足利銘仙の価値にはもっともっと面白いことが隠されているのかもしれないと感じました。


そんな私が足利銘仙、そしてそのストーリーを紐解きながら、素敵だな、面白そうだな、と思ったことをこれから紹介していきます。そして、読んでくださった方々と、足利銘仙の魅力について触れあっていきたいと思います。