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暗号資産ウォレット「MetaMask」のインストール方法

このページは、暗号資産ウォレットを初めて使う方が、「MetaMask」をインストールして自分のウォレットアドレスを把握するまでの最短の手順を書いたものです。

1. インストールする

https://metamask.io/download/
上記のページから、お使いのデバイスにあったものをダウンロードし、インストールしてください。デスクトップとスマートフォン(iOS/Android)に対応しています。
※ 詐欺アプリをインストールしてしまわないために、公式サイト以外からはダウンロードしないでください。

2. パスワードを作成する

MetaMaskのロックを解除するためのパスワードです。他のサービスを登録するときと同様、十分に堅牢なものを設定してください。

3. シークレットリカバリーフレーズを控える

ニーモニックフレーズとも呼ばれるもので、もっとも重要な情報のひとつです。シークレットリカバリーフレーズを使うことで、ウォレットの復元ができたり、異なるデバイスからでも管理者として同じウォレットアドレスにアクセスできます。

絶対になくさず、絶対に他者に漏洩しない方法で保存・管理してください。安全なパスワードマネージャーに保存したり、紙に書いて複数の安全な場所に保管しておくのがおすすめです。

※ シークレットリカバリーフレーズには、リマインダーや再発行手続きが存在しません。忘れると、二度とアクセスできなくなってしまいます。絶対になくさない方法で保存してください。
※ シークレットリカバリーフレーズは、変更できません。他の人に知られてしまうと、望まないアクセスを止める方法が存在しません。絶対に人に教えてはいけません。

4. MetaMaskにログインする

インストールしたアプリに、2で作成したパスワードを入力して、ロックを解除してください。

5. ウォレットアドレスをコピーする

MetaMaskを起動すると、下の画像にあるように「0x…」ではじまる長い英数字の羅列が表示されています。これがウォレットアドレスです。
このウォレットアドレスに宛てて、ユーティリティトークンやNFTのような暗号資産が送られてきます。
申込みの際にウォレットアドレスが求められた場合には、ご自身のウォレットアドレスをタップしてクリップボードにコピーし、それを伝達してください。

※ ウォレットアドレスを人に教えただけでは、資産が盗まれたりすることはありません。ウォレットアドレスは、いわば電話番号やメールアドレスと同じように、基本的には他者に教えても構わないものです。
※ しかし、そのウォレットアドレスに宛てて攻撃意図を含んだNFTを転送してくる人がいて、それをとっかかりに、なんらかの方法で自分の暗号資産が攻撃にさらされるということがあり得ます。そのため、ウォレットアドレスを必要以上には他者に教えない、そして(あるいは)、知らないNFTが転送されてきても一切無視する、といった行動を心がける必要があります。
このページの説明は、以上のセクションまでで終了です。
以下からは、さらに知っておくとよいことを追記します。ウォレットの安全に関わることですので、ご一読をおすすめ致します。


さらに知っておくとよいこと

秘密鍵について

新規ウォレット作成時に控えておくものとして、秘密鍵があります。
秘密鍵とは、ブロックチェーン上にある自分の資産(NFTや仮想通貨)を動かすために必要な鍵です。とても重要なものなので、ウォレット作成時に表示された際には、ニーモニックフレーズと同様に控えておきましょう。

※ 秘密鍵を他の人に知られてしまうと、その人はあなたの資産を勝手に動かすことができるようになります。大事な資産を守るために、秘密鍵も絶対に人に教えないようにしましょう。
自分の管理する公式のウォレットではない別のサービスが秘密鍵やニーモニックフレーズの入力を求めてきたら、それは間違いなく詐欺です。すぐに手を止め、可能な範囲に注意喚起を行ってください。