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【通信芸大生日記#12】スクーリングで感じた大学のいいところ。

この夏、約1年ぶりとなるzoomでのスクーリングが終了しました。
2科目計9日間のスクーリングを受講。

「なんで1つの科目を2回に分けてスクーリングするんだ!」「平日3日間なんて、簡単に仕事休めないのに!」などなど文句はあれど、何かを生み出すということは「楽しい」の一言に尽きる。
どちらも演習形式の科目だったので、作品を作っては発表し、先生からの指摘を受けて修正し、という密度の濃さ。

また、通信で学ぶわたしにとっては、先生に直接質問出来る、数少ないチャンスであり、同じ専攻の学生と交流する貴重な機会でもある。

つくづく、大学を選んでよかったなあと思う。

いろいろな講座やセミナーにだって先生がいて生徒がいる。それがシナリオを創作するためのものであれば、合評する機会はあると思う。

でも大学は、「単位を取って卒業する」という目標は同じだけれど、その目的は様々だから、教員免許が欲しい人、学芸員になりたい人、作家になりたい人、通学から通信に切り替えてとりあえず勉強している人、いろんな価値観や創作のスタイルの人がいる。
そんな人たちと話をしていると、目からウロコとはこのことか!と思う場面もしばしば。

苦手だなと思って敬遠していたジャンルを得意な人がいて、私が思いもつかなかったような世界観の作品を創る。
同じベクトルで同じコンクールに挑戦するライバルもいいけれど、まったく違う世界にいる人と出会う機会を得られたことが何よりの収穫だった。

9日間に学んだこと、受けた刺激を忘れずにこれからも創作に励んでいきたい!

シナリオライターの先生から、「天才でもない限り、コンクールに数本出してすぐに結果が出ることなんてない。
何十本も書いてようやく成果が表れるのだ」というようなことをおっしゃっていただき、私は何を落ち込んでいるんだと気持ちに火がついた。

これからもたくさん書くぞ!
そして、そろそろ戯曲の構成も考えなくては。

私の勉強はまだまだ終わらない…

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