東大・京大受験生注目!自由英作文で陥りやすい3つの罠と克服法【東大・京大受験生 | 限定モニター募集中】

🎓 8月4日・10日の東大オープンを受験された皆さんへ

先日の東大オープンで自由英作文に取り組まれた皆さん、お疲れ様でした。どうでしたか? 思うように書けましたか? それとも、時間が足りなくて焦ってしまいましたか?

自由英作文は、適切な方法で対策すれば、十分に得点源になり得ります。それについて解説していきます。

📚 本記事における東大・京大の英作文問題

東大と京大では、「和文英訳」と「自由英作文」が出題されます。本記事では、「自由英作文」にフォーカスをあててお伝えします。

東京大学:大問2(B)自由英作文

東大の自由英作文は、概ね以下のような特徴があります:

  1. 時間: 約10分

  2. 字数: 80-100語程度

  3. 形式: 与えられたトピックについて自由に論じる

  4. 評価ポイント: 論理的思考力、独創性、英語の正確性

京都大学:大問4 自由英作文

一方、京大の自由英作文はこんな特徴があります:

  1. 時間: 約15分

  2. 字数: 10-12行程度(およそ100-120語)

  3. 形式: 図表や短い文章を読み、それに基づいて意見を述べる

  4. 評価ポイント: 読解力、分析力、論理的思考力、英語の正確性


🚫 英作文対策のよくある誤解

さて、ここからが重要です。英作文対策について、多くの受験生が誤解していることがあります。その誤解を解くことが、効果的な対策の第一歩になるんです。

誤解1:「基礎から一つ一つ、基本文の暗記をしていけば点が取れる」

よく聞く話ですよね。基本文をたくさん覚えれば、自由英作文も書けるようになる...そう思っている人も多いのではないでしょうか。

でも、実際はそう単純ではありません。確かに、基本文の暗記は大切です。でも、それだけでは不十分なんです。なぜでしょうか?

英作文は、制限時間内に、与えられたトピックについて論理的に自分の意見を述べる能力を問うものです。基本文をつなぎ合わせただけでは、coherentな(一貫性のある)文章にはなりません。

それに、東大や京大の問題は、単なる文法力や語彙力だけでなく、思考力や表現力も問うているんです。「正しい英語で書く」だけでなく、「説得力のある文章を書く」ことが求められているんです。

誤解2:「日本語で書き出そうとしても詰まってしまう」

これも、多くの受験生が抱える悩みです。「日本語で考えてから英語に訳す」というアプローチ、実は時間の無駄なんです。

なぜでしょうか? 東大では約10分、京大では約15分しか解答時間がありません。その限られた時間の中で、日本語で文章を組み立て、それを英語に訳すのは、ほぼ不可能です。

それに、日本語と英語では文章の構造が全く異なります。日本語の文をそのまま英語に訳しても、自然な英語にはなりません。

では、どうすればいいのでしょうか?

デキる受験生は、頭の中に英語のフレーズやコロケーション(よく一緒に使われる単語の組み合わせ)のデータベースを持っていて、それを素早く組み合わせて文章を作っています。そして、その英語を直接頭の中で「検索する」トレーニングを積んでいます。

誤解3:「和文英訳の延長線上に自由英作文がある」

これも大きな誤解です。確かに、どちらも「日本語を英語に変換する」という点では似ています。

しかし、使うアタマや、文構造が全く異なります。よって、まずは和文英訳の勉強をし、直前期に自由英作文の勉強をすればよいだろう、というのは大きな勘違いです。

🆖よくある間違いとその対策

英作文の添削を長年行ってきた経験から、受験生の皆さんがよく陥りがちな間違いのパターンが見えてきました。ここでは、そういった間違いの中でも特に多い3つのパターンについて、具体的に説明していきます。これらの間違いは、一見些細なものに思えるかもしれません。しかし、これらを適切に理解し、対策を立てることで、あなたの英作文力は大きく向上する可能性があるのです。

1. 安易な断定表現の使用

まず、多くの受験生が陥りがちなのが、安易な断定表現の使用です。例えば、「日本人は静かで勤勉だ」という内容を英語で表現しようとして、次のように書いてしまうことがあります。

"Japanese people are quiet and diligent."

一見、何も問題がないように思えるかもしれません。しかし、この表現には大きな問題があります。なぜでしょうか。

この文は、「すべての日本人が静かで勤勉である」という意味になってしまうのです。100人の日本人がいれば、100人全員が静かで勤勉だ、と主張していることになります。これは明らかに現実とかけ離れていますよね。

では、どのように表現すればよいのでしょうか。ここで使えるテクニックがいくつかあります。

1つ目は、「多くの」という表現を加えることです。
"A number of Japanese people are quiet and diligent."

2つ目は、「〜する傾向がある」という表現を使うことです。
"Japanese people tend to be quiet and diligent."

3つ目は、「〜であると考えられている」という表現を使うことです。
"Japanese people are considered to be quiet and diligent."

これらの表現を使うことで、不適切な一般化を避け、より正確で洗練された表現になります。

この問題は、単に文法の問題ではありません。文化や社会に対する深い理解と、それを適切に表現する能力が問われているのです。東大や京大の入試では、このような繊細な表現力が求められます。

2. 同格のthatの誤用

次によく見られる間違いは、同格のthatの誤用です。例えば、「日本人の謙虚さが誤解を招くケースが多い」という内容を英語で表現しようとして、次のように書いてしまう受験生がいます。

"There are many cases that Japanese modesty causes a misunderstanding."

この文、何か違和感を感じませんか? 実は、この文は文法的に誤りです。なぜでしょうか。

英語では、「case」という単語の後に同格のthatを使うことはできません。これは、英語の微妙なルールの1つで、多くの日本人学習者が躓きやすいポイントです。

では、正しくはどう表現すべきでしょうか。ここでは、「in which」を使って表現するのが適切です。

"There are many cases in which Japanese modesty causes a misunderstanding."

あるいは、別の表現方法として、次のような言い回しも可能です。

"There are many cases where Japanese modesty leads to misunderstandings."

"Japanese modesty often results in misunderstandings."

このような表現の違いは、単なる文法の問題を超えて、英語らしい自然な表現力を身につけているかどうかを測る重要なポイントになります。東大や京大の入試では、このような細かな表現の違いを理解し、適切に使用できるかどうかが問われるのです。

3. 冠詞の誤用

最後に紹介するのは、多くの日本人学習者が苦手とする冠詞の問題です。特に、不可算名詞に関する冠詞の使用において誤りが多く見られます。例えば、「化石燃料を使用することは環境に良くない」という内容を英語で表現しようとして、次のように書いてしまうことがあります。

"It is not good for an environment to use fossil fuels."

この文、どこか違和感を感じませんか? 実は、「environment」の前の冠詞が間違っているのです。なぜでしょうか。

「environment」という単語は不可算名詞です。不可算名詞とは、数えることができない概念や物質を表す名詞のことで、単数・複数の区別がありません。そのため、原則として不定冠詞「a」や「an」をつけることはできません。

「environment」を一般的な意味で使用する場合、次の2つの形が一般的です:

  1. 冠詞なし:環境一般を指す場合
    "We need to protect environment."

  2. 定冠詞「the」:特定の、あるいは一般的な環境を指す場合
    "We need to protect the environment."

したがって、先ほどの文は次のように修正するのが適切です:

"It is not good for the environment to use fossil fuels."

この場合、「the environment」は地球全体の環境という一般的な意味で使われています。

冠詞の使用、特に不可算名詞に関する規則は、日本語には存在しない概念なので、自由英作文でよく使う組み合わせを暗記してしまうのが、最短ルートです。



💡 では、どう対策すればいいの?

ここまで読んで、「じゃあ、どうすればいいの?」と思った人もいるでしょう。大丈夫です。効果的な対策方法はあるんです。

  1. 英語で考えるトレーニング
    日々の勉強の中で、思いついたことを即座に英語で表現する練習をしましょう。例えば、道を歩いているときに見たものを英語で描写してみるのも良いですね。

  2. テーマ別のフレーズ・語彙の習得
    よく出題されるテーマ(環境問題、教育、テクノロジーなど)について、関連するフレーズや語彙を学びましょう。これが、あなたの「英語の引き出し」になります。

  3. 論理的思考力の強化
    日本語でも英語でも、論理的に考え、それを文章化する練習をしましょう。新聞の社説を読んで要約したり、友人と討論したりするのも良い練習になります。

  4. 時間管理の訓練
    実際の試験と同じ時間設定で、定期的に英作文を書く練習をしましょう。時間内に書ききる感覚を身につけることが大切です。

  5. 添削を受ける
    自分で書いた英作文を、経験豊富な講師に添削してもらいましょう。自分では気づかない癖や改善点が見えてきます。

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