#5 応援

“無謀と言われて笑われてもいい”
“立てなくなるまで走り続けたい”

カップリング曲なのと疑ってしまうほどの「青春の馬」
可能性を信じ続けて走り続けた彼女達が真っ直ぐな歌声で届けるからこそ心に突き刺さるのだろう

“君は絶対諦めるな何があったって”
“足を止めちゃそこで終わる”

起業当初の雑音は彼女達の歌声がかき消してくれた
仕事がなくて不安になった時も「青春の馬」を聴いた
歌詞もパフォーマンスもメンバーの表情もその全てが
背中を押してくれる大好きな応援曲だ

もはや完全に「おひさま化」していたのに
ファンクラブやトークを購読するのには躊躇いがあった
理由はひとつオッサンであるというハードル

全国おひさま化ツアーやハピスマにも参戦したかった
ひなくりや約束の地で開催された3回目のひな誕祭
ライブに行きたい握手会やミーグリにも参加してみたい
逡巡した日々は後悔しか生まなかった

「4回目のひな誕祭」が開催決定のニュース
もはや衝動は抑えきれなかった
絶対に行くと決めた
あんなオッサンがと“笑われてもいい” 

勇気を出して申し込んだファンクラブ先行
その落選通知の衝撃は大きかった
まるで初恋の人にフラれたように落胆した