#4 感動

仕事中のBGMは日向坂46がずっと流れている
時に口遊み時に手を止めて聴き入ってしまう曲がある
「イマニミテイロ」がそうだ
けやき坂46時代の曲は人生と重ねてしまう事が多い

起業当初は新型コロナに対してはじめての緊急事態宣言が発令されたということもあり街から人影が消えた

“イマニミテイロ どういう色だ 苦しい時に何度も夢見て来た色”
“イマニミテイロ どういう色だ 唇噛み締めながら頑張って来た色”

いつの日にかミテイロと口ずさみ営業に歩いた日々
ザマアミロとは言わないけれど…

あの夜、日向坂46に出会えたから
「推し活」ができるまでに再起できたんだ
心の底からありがとうを伝えたい

人生てのは分からないから面白いのだろう
アイドルにハマった経験はこれまでに一度もない

はじめは「ひなあい」を欠かさず観るようになり
過去の放送をネットで視聴する程度で満足していた
ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」を観るまでは

「私たち、いる意味ある?」
加藤史帆さんの言葉に涙が溢れた
「悔しくないの?みんな」
佐々木久美さんの言葉に心が震えた

苦悩や葛藤
立ちはだかる壁は違えど
彼女達は逃げだすことなく戦い続ける姿が美しかった

「3年目のデビュー」の感動から3年
今ではすっかり「おひさま化」しているのだから


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