見出し画像

「人生万事塞翁が馬」営業サポート課 T・H

その人が大切にしている言葉を知ることで、その人の考え方や生き方に、もっと触れられるかもしれない。「あ、もっと知りたい」そう思う、きっかけになるかもしれない。

そんな想いで始めた、名優で働く人が大切にしている言葉についてインタビューする「a motto(ア モット)」。

第11回は、営業サポート課で働くT・Hの a motto です。


ー 大切にしている言葉を教えてください。

人生万事塞翁が馬」ですね。簡単に言ってしまえば、物事は捉え方で変わるという意味です。

この言葉を大事にして、できるだけポジティブに物事を考えるようにしています。

元々、物事は良いように捉えようって思うタイプではあったんですけど。コロナ禍で、色々なことが制限されていたじゃないですか。

その中で、ネットとかで色々なものを見ている時に、やっぱり物事をプラスに考える人って強いなと感じることがあって。

その状況下でできることを、できるだけやっていく。

制限されている中で、できないことばかりに目を向けるんじゃなくて、できることに目を向ける。そういう人の方が、物事がうまく転がっていくんじゃないかとすごく思ったので。

その辺りから、この言葉をもっと大事にしていこうと思うようになりましたね。


― 物事は捉えよう。何か、エピソードはありますか?

そうですね。小さいことであれば、天気がずっと悪くても、この時間を有効に使って家の中を片付けようとか。

子育ても、中々自分の思うようにいかなくても、本人のためになると思って見守るようにするとか。

あと実は、私出産する時にちょっと死にかけまして。結構、大変だったんですよ。

なので、いつどうなるかわからないから。いいように考えて、楽しく生活していこうって。

もともとポジティブではあったんですけどね。そこまでのことは中々なかったので、それが大きいきっかけになったかもしれないです。

出産でそんなことになるとは、思ってもいなかったので。


― さらっと凄い話をしましたね。。逆に、ネガティブになることはないんですか?

ないこともないんですけど、引きずらないですね。あんまり。

引きずらないように、特別に何かをしているとかではないんですけど。寝たら忘れる感じです(笑)。

起きたことはもう変わらないし、長く引きずってても仕方ないから。もう次、次行こう!という感じです。

一応、反省はしますよ(笑)。一旦反省して、飲み込むんですけど。

もう終わってしまったことはしょうがないから、次に活かそうって思うようにしています。


― 他にも大切にしている言葉とかありますか?

漫画になっちゃうんですけど。スラムダンクの安西監督、でしたっけ。「諦めたらそこで試合終了だよ」も好きですね。バスケをやっていたわけではないんですけど。

何事も、最後までやってみないとわからないところがあるので。極力、諦めずに物事に取り組むようにしています。

仕事でも、やっぱり心が折れそうになる時もあるんですけど。できないと思っても、そこでやめてしまったら終わりなので。

「うーん、どうしたらいいかな」と考えながら、先に進めるようにしています。


ー これまでに何かを諦めたことはありますか?

うん、きっとあると思います。でも、自分に都合よく生きているので、あまり覚えていないです(笑)。

あ、私、昔美容師になりたかったんですよ。

でも、元々手が荒れやすいタイプだったので、絶対に向いていない感じだったんです。体質的に難しいかなって。今は手袋している美容師さんもいらっしゃいますけど、当時はいなかったので。

それで美容師を諦めた後は、普通に短大にいって勉強して。次にやりたいことを見つけようと。

結局、新卒で靴の会社に入社して、婦人靴の販売をしていました。今は無くなってしまいましたけど、津田沼のPARCOにあるお店で働いていました。

靴屋での仕事は、それはそれで色々な経験することができたので、結果的に良かったなと思っています。


ー 前向きですね。会社の仲間にも、ポジティブって言われますか?

先輩からもらった仕事を、私が順番を間違えてやってしまったことがあって。

いくつかの作業があったんですけど。簡単な方から始めた方が手順的にはいいよということで、この順番でやりましょう、と教えてもらっていたんですけど。

私は毎日出勤しているわけではないので、日を跨いだ時に、どこかで順番が並び変わってしまって。言われた順番ではなく、難しい方からやってしまったことがあるんですよ。

難しい方から先にやっているので、やっぱり途中でわからないなってなって。

それで聞きに行ったら、これ難しい方からやってますよと言われて。

その時に「難しい方からやったなら、次は簡単にできますね!」っていう話をしたら

「すっごいポジティブ」と言われましたね(笑)。


ー それはポジティブ(笑)。

はい(笑)。

なので、普段一緒に作業しているチームの皆さんは、そう思っていると思います。



(聞き手:優一)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?